三菱ガス化学、モノメチルホルムアミドの事業化を決定
三菱ガス化学は、モノメチルホルムアミド(NMF)の新規事業化を決定した。年間の設備能力3万8000トンを有する、新潟工場(新潟県新潟市)のジメチルホルムアミド(DMF)生産設備を一部転用し、NMF/DMF切替運転によって、来年春から年産7500トンを生産する。
NMFは主に電子材料向けに使われるほか、医薬・農薬の合成における抽出溶媒、塗料用溶剤などとして幅広く使われており、今後、電子材料向けを中心に年率10~15%での需要拡大が見込まれている。
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- [化学・繊維]三菱ガス化学、モノメチルホルムアミドの事業化を決定 2009/11/21 土曜日