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三菱自、現地生産車「ランサー」中国の東南汽車が販売開始

 三菱自動車は12日、中国の東南汽車(福建)工業有限公司が、三菱自の世界戦略車「ランサー」を「ランサーEX」として現地生産し、同日から販売を開始することを発表した。今年の10月には、タイでも量産を開始しており、海外での生産・販売は、同国に続いて2カ国目となる。

 今回投入する「ランサーEX」は、排気量1.8リッターの4モデルと2.0リッターの2モデルの計6モデル。1.8リッターモデルは、フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)として、エタノール85%混合燃料(E85)での走行が可能などの特徴を持つ。

 中国市場では、10月中旬から開始した先行予約で、既に1万台近い受注を得ている。同社では、中国のミドルクラスセダン市場において、6速CVTトランスミッションを採用しているモデルとして拡販に期待している。

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