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唐招提寺金堂・落慶法要、平成大修理終え10年ぶり姿現す

唐招提寺金堂・落慶法要
開扉開眼により三体の仏像、平成の新造の鴟尾(しび)が姿を現した。「金堂開眼開扉で散華舞う」(撮影者:Y.ONAYA=Fj)
法要前の金堂
法要前の金堂。平成の鴟尾(しび)が、白い布で覆われている(撮影者:Y.ONAYA=Fj)
谷村新司
代表焼香の一人、谷村新司氏の焼香姿(撮影者:Y.ONAYA=Fj)
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 平成の大修理「国宝唐招提寺金堂」がいよいよ2009年11月1日から3日までの落慶慶讃法要を迎えた。これにより、金堂の約10年に亘る修理も現代の匠の技術・知能を結集し完成した金堂が1日午前姿を現した。待ちに待った一般公開も行われる。

 尚、初日の1日法要次第。午前9時半=関係者による南大門より金堂へ移動。

 午前10時=梵網経講讃法要・律宗厳修。開扉開眼の儀。献香・献茶(藪内紹智宗匠)、舞楽(南部晃耀会)。

 午後1時(13時)=舎利讃談法華経講讃法要(念仏会式)・律宗厳修。壬生大念佛(壬生狂言)。

 午後4時(16時)=平城遷都1300年祭。やまと路秘法・秘仏特別開帳オープニングイベント。特別対談・西山厚氏(奈良国立博物館学芸部長)、壇ふみ氏(女優)=平城遷都1300年祭記念事業協会主催。

 午後6時(18時)=慶讃芸能奉納・谷村新司氏「Nature Live in 唐招提寺~昴~」―と予定されている。

 ※尚、3日までの法要では色々な行事が関係者・招待者を中心に執り行われ混雑が予想される。一般の方々は無料(1日から3日までの三日間)で拝観できるものの、規制の中での拝観で遠巻きの見学となる。自由になる4日以降からの参拝が無難だと思われる。

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