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東北電力女川原子力発電所、新事務本館の建設

 東北電力女川原子力発電所は29日、免震構造を採用した新事務本館を2011年6月の完工を目指し、建設することを発表した。発電所員の増員並びに地震被災時に現地対策本部となる「緊急対策室」機能を確実に確保することが目的。

 国から求められている建築基準法の1.5倍の地震力に対応するため、新事務本館の設計にあたっては、今後想定される宮城県沖地震も踏まえ耐震性に加えて地震後の執務環境確保に優れる免震構造を採用する。

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