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グリーンカー試乗の機会提供、ロサンゼルス・オートショー

 【ロサンゼルス27日PRN=共同JBN】ロサンゼルス(LA)オートショーは12月3日の午前9時半から午後3時半まで最も先進的なグリーンカーを運転するユニークな機会をジャーナリストに提供する。このグリーンカー/LAオートショー・ライド&ドライブで、ジャーナリストは燃料効率が高いか、環境への影響度が低いか、あるいはさまざまな代替燃料で動くエキサイティングな新しい実験モデルを運転して、直接比較する体験をすることができる。このライド&ドライブのスポンサーはサザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)社と米国化学工業協会の「プラスチック・メーク・イット・ポッシブル(プラスチックが可能にする)」(シンボルマーク)キャンペーンである。

 このシーズンで最初の北米の主要オートショートであるLAオートショーは、新興のグリーントレンド、グリーンカーの重要なオートショーとして強力な評価を得てきた。ショーの2日目のプレスデー(報道関係向けの日)には北米、欧州、アジアの自動車メーカーを代表するメーカーの車にロサンゼルスの街路で試乗できる。

 一部の参加車両は新しすぎたり、数が限られているので、メルセデス・ベンツS400ハイブリッド、ポルシェ・カイエンヌ・ハイブリッド、ポルシェ・カイエンヌ・ディーゼル、電気自動車のフォルクスワーゲンE-Upのように、これまでは試乗の機会が非常に少ないか、あるいは全くなかった。試乗できるその他のグリーンカーにはBMW335d、チェビー・エキノックス燃料電池、ホンダFCXクラリティー、MINI-E、三菱i-MiEV、三菱iカー、フォルクスワーゲン・ユーロ・ポロ・ブルー・モーション、フォルクスワーゲン・トゥアレグTDIなどが含まれている。「2010年グリーンカー・オブ・イヤー」(登録商標)の決勝に残った3車種もアウディA3TDI、ホンダ・インサイト、フォルクスワーゲン・ゴルフTDIを含め準備されている。

 グリーンカー・ジャーナルの編集者兼発行人、グリーンカー・コム(http://www.greencar.com/)の編集者で、このライド&ドライブのオーガナイザーであるロン・コーガン氏は「効率、二酸化炭素(CO2)削減、よりよい全体的な環境パフォーマンスに対する現在のより明確な集中は、先進的なガソリン・エンジン、ディーセル・エンジンで動くものであれ、電気、水素、バイオ燃料のような代替エネルギーで動くものであれ、あらゆるタイプの “グリーン”な車へのより大きな勢いをもたらした。ライド&ドライブでLAオートショーを取材するジャーナリストはこうした革新的な車の背景を知り、街路を運転することができる」と語っている。

 このライド&ドライブについてはSCEと「プラスチックが可能にする」の展示がある。SCEの展示を訪れるオートショー参加者は自宅にプラグインを設置して電気自動車に備えるのに必要なことについての入門知識を得ることができる。SCEの専門家が電気代、充電設備、設置オプション、いつ電気会社に電話するかについて、よくある質問に答える。「プラスチックが可能にする」は米国化学工業協会がスポンサーの新しいキャンペーンで、プラスチックの革新的な利用法を強調している。自動車業界内ではプラスチックは安全性、性能、スタイルを通じて車の改善を助けている。最新の「グリーン」カーの場合、プラスチックによってメーカーは車をより軽く、より燃料効率よくし、温室効果ガスの排出を削減することができる。過去10年間、リサイクルされたプラスチックが車の内装、内部装飾品に使われる率が増加しており、プラスチックが自動車で第2の生を生きることが可能になっている。


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