<日産>注目はランドグライダーと革新的カザーナ=東京モーターショー
ランドグライダー
観音開きしたカザーナ
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24日に一般公開された東京モーターショー(幕張メッセ)では、日産自動車が「ゼロ・エミッション」をテーマに、2010年に発売予定の量産型電気自動車(EV)「リーフ」をはじめ、都市型EVのコンセプトカー「ランドグライダー」、今秋発売予定の最高級セダン「新型フーガ」や、小型クロスオーバーのコンセプトカー「カザーナ」等を出展している。
リーフは、世界で初めて量産を前提に開発された電気自動車で、5人乗り5ドアハッチバックのパッケージとなっている。1回のフル充電で160キロメートルの走行が可能で、家庭用の電気(200ボルト)につなぎ8時間でフル充電が出来る。
世界初披露されたランドグライダーは、前と後ろに座席が一つずつの2人乗り電気自動車。戦闘機のコックピットを髣髴させるデザインは、車幅1.1メートルの超小型・軽量で、都市部の狭い路地でも動きやすい。タイヤと一緒に動く「可動式フェンダー」によって、曲がるときは車体が二輪車の様に最大17度傾く。
今回日本初公開されたカザーナは、スポーティな走りと環境性を両立した5ドア小型クロスオーバー。特徴は革新的なデザイン。観音開きのドアに、赤と白の色鮮やかなインテリアが目に付く。力強さと安定感を強調した大きなホイールアーチ形状も特徴的だ。
他にも、今秋国内市場に登場する、最高峰のデザインとインテリア、性能を併せ持つ日産の最高級セダン新型フーガや、室内高1365ミリ、室内長2085ミリの軽最大級の室内空間を持つルークスなどが出展されている。
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