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東京モーターショー報道向けに公開、各社初公開車続々

東京モーターショー トヨタ自動車
初公開されたレクサスLFAを発表する豊田社長(写真・Fj)
 二年に一度開催される自動車の祭典「第41回東京モーターショー」(幕張メッセ、24日一般公開)が21日、報道機関向けに公開された。世界不況の中、自動車業界の新たな道筋が示されるとして注目を浴びている今回は、各メーカーとも地球環境を重視したエコカーを重点的に披露した。また、この日のために用意された初公開車がお披露目された。

 この日は三菱自動車、日産自動車、トヨタ自動車、ダイハツ、スバル、マツダ、ホンダ、スズキの国内主要メーカーが揃ってプレスブリーフィングを開いた。この中でトヨタ自動車の豊田章男社長は「ガソリン車も含め様々な動力源を持った車が共存する社会が到来すると思う。このうち短い距離は電気自動車。長距離は燃料電池車という棲み分けされると思う」と将来の展望を語った上で、「いずれの技術でもトヨタがこれまで培ったバイブリッドの電気利用技術がベース技術としてとなり大いに活かされる」と話した。

 またレクサスブランドの新車発表の際には「東京モーターショーに起こし頂いた皆様に『やっぱり車っていいね』『また来たいね』と思ってもらえるよう、そして、自動車業界として、時には会社という枠を超え、お客様にもっと車を好きになってもらえる努力をしていきたい」と各社との連携も示唆した。

 最新の環境車両が目立つ中で、各社は、本来の「クルマの楽しみ」という原点に戻ろうと走行性能を重視したスポーティな車も披露した。


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