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富士重工、STI仕様の特別エクシーガを発売

2.0GT tuned by STI
2.0GT tuned by STI(写真・富士重工)
 富士重工業のモータースポーツ専門会社である、スバルテクニカインターナショナルは20日、7人乗り乗用車「スバル・エクシーガ」にSTI独自の仕様装備を施したモデル「2.0GT tuned by STI」を発表。300台限定で11月4日に全国スバル特約店を通じて発売する。

 エクシーガ2.0GTをベースにしたカスタマイズモデルで、コンセプトは「7シーター・スポーツ」。シャシー、ボディを中心にSTI独自の仕様装備を施し“乗る人すべてが愉しめる走りの7シーター”を目指した。従来よりSTIが提案する「強靭でしなやかな走り」という考えを踏襲し、7人乗りならではの「乗る人すべてが気持ちのいい、味わえるハンドリング」を実現させた。

 具体的には、専用サスペンションやフレキシブルタワーバー、フレキシブルロアアームバーの採用など、シャシーとボディのトータルチューニングにより路面追従性を高め、しなやかな乗り心地としっかり感のある乗り味を両立させた。高速道路やワインディング路などにおいても、ドライバーの意のままにコントロールできる操縦安定性を実現している。

 エクステリアは、STI製フロントアンダースポイラーやSTI製17インチアルミホイールなどを採用し、上質なスポーティ感を演出。インテリアは、アルカンターラとレザーを組み合わせた専用シート、STIロゴ入りの専用メーターなどを採用するほか、インテリアをブラック色で統一し精悍なイメージを打ち出している。

 エンジンは、2.0リッター水平対向4気筒DOHCターボ、変速機はスポーツシフトE-5ATをそれぞれ採用している。車体カラーはサテンホワイト・パール、クリスタルブラック・シリカ、グラファイトグレー・メタリック、WRブルー・マイカの4色。販売価格は342万円(税込み)で、2010年3月14日受注分までの限定300台=専用色WRブルー・マイカ色は2009年12月20日受注分まで=で販売される。

 同車は、21日に開催される第41回東京モーターショーに出展される。


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