東京スカイツリー世界一へ、最高高さ634メートルに決定
東京スカイツリー完成予想図(写真・東武タワースカイツリー) 東武鉄道と東武タワースカイツリーは16日、東京都墨田区に建設中の東京スカイツリーの最高高さを634メートルに決定したことを発表した。完成すれば自立式電波塔としては高さ世界一となる。
東京スカイツリーの最高高さについては、プロジェクト当初から「約610メートル」としていたが、当初から自立式電波塔世界一を検討しており、世界一を目指した範囲を想定し構造等の対応を行なってきた。世界各地で高層建築物が計画、建設されているなかで、自立式電波塔として高さ世界一を目指し検討を重ねた結果、634メートルに正式決定した。
東京スカイツリーは、五重塔の心柱制振など古来の技を日本の最新技術で再現している。自立式電波塔として世界一となれば、注目度が高まることから、古来の建築技術を用いることで、日本の文化や技術を世界に広める。
施設内容は、第1展望台350メートル、第2展望台450メートルの展望施設に、放送施設、店舗、レストラン等が設けられる。2011年12月に完工予定で、12年春には開業される予定。
◆世界の情勢は…
・エンパイアステートビル、5億5000万ドルで改修計画が進行中 (2009/09/24)
・ベトコムバンクの超高層ビル設計、米ペリ・クラークを選定 (2009/08/29)
・上海世界金融センター展望台を世界一高いと認定、ギネス世界記録 (2009/08/29)
前後の記事
記事バックナンバー
- [建築・土木]東京スカイツリー世界一へ、最高高さ634メートルに決定 2009/10/19 月曜日