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プリウスなど5車種が最終候補に、LAオートショーのグリーン・カー賞

 【ロサンゼルス 8日PRN=共同JBN】グリーン・カー・ジャーナル誌は7日、2010年グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year登録商標)の最終候補車としてアウディA3TDI、ホンダ・インサイト、マーキュリー・ミラン・ハイブリッド、トヨタ・プリウス、フォルクスワーゲン・ゴルフTDIを発表した。今年が5年目になるこの権威ある賞の受賞者は12月3日ロサンゼルス・オートショーのプレスデーの記者会見で発表される。

 グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year登録商標)賞は自動車産業における環境的リーダーシップを顕彰し消費者がその年に既に利用可能な車両を評価する。グリーン・カー・ジャーナル誌の編集者は5台の最終候補車を見つけるため各社モデルを真剣に検討する。最終的な受賞者はジェイ・レノ、ジャンマイケル・クストー、キャロル・シェルビー各氏とシエラクラブのカール・ポープ氏、グリーン・カー・ジャーナル誌の編集者から成る審査委員会が決定する。

 グリーン・カー・ジャーナル誌の編集権発行人であり「GreenCar.com」の編集者であるロン・コーガン氏は「グリーン・カーは普通の乗用車から高級車まで、普通車からSUV/クロスオーバー車まですべてのレベルで新たに出てきている。さらに新技術、燃料それに軽量化やタイヤの回転抵抗減少という戦略はこの課題の解決に採用されている。自動車を購入する人に環境への影響を少なくするためのより多くの選択肢が用意され、これが重要である」と語った。

 今年の最終候補車はこの多様性を反映している。アウディは今回初めてそのスポーティーなA3TDIクリーン・ディーゼルで最終候補に残った。フォルクスワーゲンの新しいゴルフTDIはフォルクスワーゲンのラインアップ中でクリーン・ディーゼル技術への集中の度合い拡大を示している。インサイトはホンダにとって全く新しいハイブリッドセダンであり、2010年トヨタ・プリウスはこの人気アルハイブリッド車の3代目にあたる全くの再設計である。ミラン・ハイブリッドはマーキュリーがアップスケールのミッドサイズ・セダンに先進的ハイブリッド技術を採用したものである。

 ▽グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year登録商標)について
 GCOY賞は、自動車業界における環境問題対策の進歩への貢献というグリーン・カー・ジャーナル誌のミッションのひとつを具現化する重要な使命を担っている。グリーン・カー・ジャーナル誌では、1992年以降、自動車、エネルギー、環境の3テーマが交差する領域の動向を、業界向けニュースレターと自動車ファン向けの専門誌を通じて伝えている。今日、この専門誌は優れた燃料効率、低排出、先進技術、および代替燃料車に関する権威ある情報源として認知されている。定期購読情報はダウンロード可能なサンプルとともにGCJUSA.comで入手可能である。グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー(登録商標)はグリーン・カー・ジャーナル誌およびRJコーガン・スペシャルティ・パブリケイションズ・グループ社(RJ Cogan Specialty Publications Group, Inc.)の登録商標である。

 ▽ロサンゼルス・オートショーについて
 ロサンゼルス・オートショーは12月2、3の両日が報道関係だけで、12月4日から13日まで一般公開となる。メディア登録は開始されている。ことし自動車製造業者の国際団体である国際自動車工業連合会(OICA)はロサンゼルス・オートショーをOICA認定の国際自動車見本市と正式に認定している。詳細はウェブサイトwww.laautoshow.comを参照。


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