日産、次世代EVランドグライダーや新型フーガなど出展=東京モーターショー
ランドグライダー
新型フーガ(写真上下・日産)
日産自動車は、10月24日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される第41回東京モーターショーに、2010年度後半に国内および米国を皮切りに発売する電気自動車(EV)「リーフ」やEVのコンセプトカー「ランドグライダー」、EV関連技術や充電インフラの開発状況などを展示する。
また、今秋発売予定の最高級セダン新型「フーガ」や、今年3月のジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアを飾った新ジャンルの小型スポーツクロスオーバーのコンセプトカー「カザーナ」などを出展。ブースではEV以外にも、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車、新世代CVTなど幅広いモデルや技術を紹介する。
▽リーフ(LEAF)
世界初の量産を前提とした電気自動車。
<1>高性能且つゼロ・エミッションなパワートレインとプラットフォームがもたらす異次元の「走るよろこび」。
<2>クリーンなイメージと、知性を感じるデザインに、最高の空力と風音性能を実現するボディと、革新的で独創的な5人乗り5ドアハッチバックのパッケージング。
<3>1回のフル充電で、日常の使用に十分な160km(100マイル)以上の航続が可能。
<4>ゼロ・エミッション車専用の高度なITシステムを搭載。ナビ画面には航続可能エリアや充電スポットをワンタッチで表示してドライバーをサポート。
▽ランドグライダー(Land Glider)
ゼロ・エミッション車が実現する、都市型モビリティへの新提案。
<1>超小型&超軽量EVならではのリニアな加速とキビキビとした走り。
<2>ナローボディのもたらす、渋滞緩和や駐車スペースの有効活用といった都市部における新しい移動手段としての可能性。
<3>コーナリング時、車体がバイクのように傾く新しい3次元的運転感覚と、パワフルでキビキビとした走り。
▽新型フーガ(Fuga)
今秋国内市場に登場する、最高峰のデザインとインテリア、性能を併せ持つ日産の最高級セダン。
<1>後輪駆動車ならではの力強さとダイナミックなフォルムで見る人を惹き付ける、躍動感に満ちたエクステリア。
<2>クラス最大の室内空間と、数多くの吟味された素材と快適装備を採用することで華やかで心地よく仕立てられたインテリア。
<3>数多くの先進技術により、動力性能と燃費性能、操縦安定性と乗り心地など相反する性能を両立させる、安心感と快適性に支えられた一体感のある爽快な走りを実現。
<4>「意のままに操る走りの楽しさ」を追求するとともにコンパクトカー並みの燃費を目指した新型「フーガ」のハイブリッド車も参考出品。
▽カザーナ(Qazana)
革新的なデザインによる全く新しい5ドア小型クロスオーバー。
<1>ビーチバギーとモーターバイクのイメージに触発されたエクステリアや室内デザイン。
<2>力強さと安定感を強調した大きなホイールアーチ形状、高いベルトラインやスポーティなアッパーボディが特徴的なエクステリア。
<3>モーターバイクの燃料タンクとシートのようなセンターコンソールや、ボディの骨組みをそのまま見せるようなデザインのインテリア。
<4>スポーティな走りと環境性能の両立。
▽ルークス(ROOX)
広い室内空間とダイナミックなデザインが特徴のスーパースペース軽自動車。
<1>室内高1365ミリ、室内長2085ミリの軽最大級の快適空間に、自由自在なシートアレンジ。
<2>スポーティで洗練された「ハイウェイスター」デザインは、軽のイメージを変える堂々とした存在感。
<3>乗降性を追求し、両側に採用の開口幅580ミリ、開口高1230ミリのリモコンオート開閉が可能なスライドドアと、地上高の低いリヤステップ。
▽NV200バネット タクシー(NV200 Vanette Universal Design Taxi)
すべての顧客の快適な移動を追及した新世代ユニバーサルデザインタクシー。
<1>ゆったり座れる後席、高齢者でも乗り降りがしやすく、車椅子でも居心地のいいレイアウト。
<2>2010年に国内で発売予定。
▽次世代エクストロニックCVT
独自の構造を採用した、小型・軽量で低フリクションの次世代エクストロニックCVT(無段変速機)。
<1>従来の同クラスのCVT比で20%以上と、世界最大の変速比幅7.3を実現。
<2>副変速機を組み合わせた画期的な独自構造により、10%全長を短縮、13%の軽量化。
<3>オイル攪拌(かくはん)抵抗の低減等により、フリクションを30%低減。
前後の記事
記事バックナンバー
- [四輪・二輪]日産、次世代EVランドグライダーや新型フーガなど出展=東京モーターショー 2009/10/08 木曜日