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アジアの廃棄物からエタノール燃料、米マサダとR・リー氏提携で

 【ニューヨーク5日PRN=共同JBN】米マサダ・リソース・グループは5日ニューヨークで、国際的起業家で米カリフォルニア州の著名なビジネスマンであるロバート・H・J・リー氏と提携して中国、ベトナム、香港、シンガポール、台湾、日本、ガーナ、韓国、デンマーク、フランスにおけるグリーンエネルギー活動をリードし、これら諸国に固形廃棄物からエタノールを生産する数百の施設を建造、運営すると発表した。

 米アラバマ州バーミングハムに本社のあるマサダは、過去14年間に自治体の固形廃棄物からエタノールを生産する技術で世界をリードするプロバイダーである。

 中国は単独で690のマサダ型の廃棄物からエタノール抽出施設を供給するに足る家庭廃棄物を生み出し、これは同国で年間にして燃料品質のエタノール数十億ガロンを生産するに必要な原材料に相当する。

 ロバート・H・J・リー氏は携帯端末やノート型パソコンの消費電力節減技術の発明で最も良く知られており、2007年以来ベトナム・ハノイにあるBBVベトナムSEAアクイジション(BBV Vietnam SEA Aquistion Corporation)-ベアラー(Bearer SHS)の取締役会会長を務めるとともに、米バントリーベイ・ベンチャーズ-アジア(Bantry Bay Ventures-Asia, LLC)のマネジング・パートナーである。リー氏はまたバントリーベイ・ベンチャーズ-アジアの中国投資先であるタイユー・コール・トレーディング・アンド・トランスポーテーションの取締役でもある。

 リー氏は中国初の外注コールセンターの一つであるテレウェブ社で最高経営責任者(CEO)を務めた。同氏はオランダのデンマークのベンチャーキャピタル企業2Mインベスト社の元マネジングディレクター(代表取締役)である。同氏はインターネット・サーバー技術を開発したアイプラネット(i- Planet)の創業者であり、会長兼CEO兼社長を務めた。

 リー氏はさらに1991年にはピコパワー・テクノロジー(PicoPower Technology)社を創設し、3年間同社のCEOを務めた。ピコパワー在職中、携帯端末とノート型パソコンに対する電力節減技術の発明によってピコパワーは、4年間で1億ドルの収益を上げる企業に変わり、世界のノート型パソコン・チップセット市場で90%余りのシェアを持った。

 リー氏は「今回は中国、アジアそしてその他世界にとって歴史的な瞬間である。この提携関係によってわれわれは、アジアの自治体から出る固形廃棄物の処理をスマートなやり方で安全に処理して、この処理からクリーンに燃焼する燃料品質の数十億ガロンのエタノールを生産することができる」と語った。
 マサダは第2次世界大戦中にドイツが開発したセルロース誘導体のエタノール処理を積み重ねることによって、国際的な特許である廃棄物からエタノールを抽出するCES・OxyNol処理法を開発した。

 マサダとリー氏が提携することによって、マサダは3つの異なる国にさまざまな開発段階の廃棄物からエタノール抽出施設、さらに12カ国に独占的な全国的ライセンス契約を持つことになる。

 マサダのドナルド・V・ワトキンスCEOは「中国とアジアのリーダーとしてロバート・H・J・リー氏との契約に興奮している。リー氏は幅広い国際ビジネス経験とアジアの廃棄物流れをクリーンで再生可能な燃料に変える方法について明白なビジョンを持っている」と語った。詳細はwww.masada.comを参照。


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