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アメリカズカップ開催地は安全、ラスアルハイマ首長国が声明

 【ラスアルハイマ(アラブ首長国連邦)4日PRN=共同JBN】アラブ首長国連邦(UAE)首長国の経済開発と振興を誘致することに関係する政府機関RAK投資庁は4日、2010年2月開催が迫っている国際ヨットレースの第33回アメリカズカップのセキュリティーについて上がっている懸念に応える声明を発表した。

 RAK投資庁長官でラスアルハイマのシェイク・サウド・ビン・サクル・アル・カシミ皇太子兼代表副指導者特別顧問であるハテル・マサード博士は「UAEと特にラスアルハイマはアメリカズカップ開催地として極めて安全である。ラスアルハイマ首長国は近隣諸国と平和的かつ友好的関係を持っている。今後数週間および数カ月にその開催地とラスアルハイマへの訪問客は、同様の友好的、平和的、安全意識の高い方法で受け入れられる」と述べた。

 マサード博士はさらに続けて、「アメリカズカップのセキュリティーは、イベントがどこで開催されようとも重要であり、ラスアルハイマではこのイベントは、ラスアルハイマへのすべての訪問客の安全と福利を保証するため海軍、沿岸警備隊、警察の全面的協力を得て同じ水準の重要度で受け入れられる」と語った。

 UAEは国際的に、最も安全なホリデー訪問地の一つであり、世界で最も低い犯罪発生率を維持していることで十分な評価を受けている。同国は毎年、学術、外交、スポーツ、ビジネスなどあらゆる分野の国際行事を受け入れ、特に安全の意味でいかなる問題も起こしたことはない。ラスアルハイマはアメリカズカップを含めて世界的評判のイベントを競うスポーツ関係者を受け入れることに精通している。

 ラスアルハイマとUAEは多様な文化と未来指向の国であり、例えば過去数年ラスアルハイマでビジネスを開始した新しい会社の約8%に相当する米国企業が87社進出している。これらの数字はUAE全体として見ると数百に達する。

 マサード博士は「ラスアルハイマの新しい企業全体数の80%以上は外国籍企業であり、ラスアルハイマがビジネスと生活にとって非常に安全かつ生産的な場所であることのさらなる証明である。ラスアルハイマ政府と首長国連邦政府は、セキュリティーを中心課題としてラスアルハイマを投資家天国に変える努力をしてきた」と語った。

 ラスアルハイマはアメリカズカップの2つのチームの基地となるアルハマラ島にインフラを設置するため過去2カ月作業を進め、アリング(Alingh)・チームのための納入で最終段階に達している。しかし、マサード博士はBMWオラクル・チームからは必要条件についてなお指示待ちであると語った。

 ラスアルハイマはさらに、3000に近いホテルルームを提供するが、それはイベントの訪問客やファンが利用できる1万を超えるホテルルームのあるドバイ北方1時間以内に所在する。

 ラスアルハイマとUAEの専門家や関係者は、ラスアルハイマが第33回アメリカズカップの最も安全な場所の一つであるとの意見で一致しており、マサード博士は「われわれはBMWオラクルがヨット競技の歴史で最も壮観なスポーツの一つに向けて、彼らの目指す停泊地を再考してラスアルハイマを利用して欲しいと希望している」と述べた。

 参考ウェブサイトはhttp://www.raktourism.com.comを参照。


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