VWジャパン、「ゴルフ・トゥーラン」装備を一部変更
ゴルフ「トゥーラン」欧州仕様車(写真・VGJ) フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は29日、「ゴルフ トゥーラン」の装備を一部改良し、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始した。
「ゴルフ トゥーラン」は、フォルクスワーゲン初のコンパクトミニバンとして2004年4月にデビューして以来、ゴルフ譲りの走行性能とドイツ車ならではの安全性が高く評価されてきた。さらに2007年4月にはパワートレインを刷新し、フォルクスワーゲンが誇る新世代エンジン「TSI」と、デュアルクラッチトランスミッション「DSG」を搭載することにより、低回転域からの力強い動力性能と、低燃費を高次元で両立。累計販売台数は約2万3000台と、発売以来常に輸入ミニバンのマーケットリーダーとして安定した人気を誇るモデル。
今回の装備変更では、従来より評価の高かったゴルフ トゥーランのパワーはそのままに、さらに燃費効率を向上させるため、従来の湿式6速のDSGに代わり、より効率の良い乾式7速DSGがゴルフ トゥーランとして初めて搭載される。これに伴い燃費も1リッターあたり14.2キロの走行を可能とし最大約15%改善。2010年の燃費基準+35%を達成する。
その他の変更点としては、上級グレードのTSIハイラインには、市場からの要望が多かったレザーシートを、ゴルフ トゥーランとして初めてオプションを設定した。価格はTSIトレンドラインが288万円。TSIハイラインが340万円。
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