ニコン、精機カンパニー生産子会社を4社から2社に再編
ニコンは29日、5月26日に発表していた精機カンパニー生産子会社再編について詳細が決まったと発表した。半導体露光装置は栃木ニコンプレシジョンに、液晶露光装置は蔵王ニコンに主要ユニットの生産機能を集約し、現在4社ある精機カンパニーの生産子会社を2社に再編する。
同社では、半導体市況の低迷及び半導体・液晶の今後の市場動向を踏まえて、精機カンパニーの構造改革を進めている。その一環として精機カンパニーの固定費を大幅に削減し、経営効率と事業環境の変化への対応力を高めた生産体制を構築するため再編を決定した。
具体的には10月1日付で、仙台ニコンプレシジョンの半導体露光装置事業を栃木ニコンプレシジョンへ、水戸ニコンプレシジョンの液晶露光装置事業を蔵王ニコンへそれぞれ吸収分割し、水戸ニコンプレシジョンは栃木ニコンプレシジョンに吸収合併される。仙台ニコンプレシジョンは蔵王ニコンに吸収合併され、社名を宮城ニコンプレシジョンに変更する。
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- [家電・弱電]ニコン、精機カンパニー生産子会社を4社から2社に再編 2009/09/30 水曜日