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ドバイ・メトロ、ムハンマド殿下が公式に開通発表

 【ドバイ29日PRN=共同JBN】アラブ首長国連邦(UAE)副大統領、首相、ドバイ首長であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下はこのほど、ドバイ・メトロのレッドラインの公式開通を発表した。このメトロは世界最長で中東では初めてとなる完全自動化無人鉄道システム。76億ディルハムの費用を使って建設された。ムハンマド殿下はエミレーツ駅モールで公式に開通を宣言し9月10日から通勤客が利用できると語った。

 マルチメディアのニュースリリースはhttp://www.prnewswire.com/mnr/rta/39992を参照。 ムハンマド殿下は同駅で最初の切符を購入し、以下の人たちもそれに従った。ハムダン・ビン・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム皇太子、ドバイ副首長兼財務相のハムダン・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下、ドバイ副首長のマクトゥーム・ビン・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下、ドバイ文化芸術オーソリティ会長のマジド・ビン・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下、族長、大臣、高官、省庁幹部、アラブ諸国と外国からの報道陣。

 ムハンマド殿下はゲスト共にエミレーツ駅から乗車DIFC駅へと向かった。DIFC駅で殿下は片面に殿下の姿を、裏面にメトロのイメージを彫った大きなUAE金貨を置いた。同駅で殿下はドバイ道路交通局(RTA)のマッタール・アール・タイェル理事長兼常務理事からUAE金貨をこの地域最初となったメトロの開通記念にするアイデアについて説明を受けた。

 殿下ら一行は次にハリド・ビン・ワリード駅に向かいそこで殿下を讃えた詩を刻んだ水晶の銘板を披露した。

 ムハンマド殿下の4つ目の停車駅はユニオン駅。そこで殿下はUAEの過去と人びとを描いた絵画や写真を見て回った。殿下はここで秘密の手紙に署名し開封は指示を待つように伝えた。

 ムハンマド殿下はその後DIAターミナルスリー駅に移動しそこで自動切符販売機を視察、殿下のさまざまな姿500以上が描かれた大きな絵画を披露した。

 最後はアール・ラシーディヤ駅。ムハンマド殿下はそこでメトロ・モデルの未完の部分を補った。殿下は駅のさまざまな施設を視察し、メトロがUAEの人びとにとって大きな誇りになるだけでなく全アラブの誇りであると述べてメトロ完成に喜びを表明した。

 ムハンマド殿下はメディア向け声明でハリファ・ビン・ザイド・ナハヤン大統領の賢明な指導の元でUAEはすべての挑戦に立ち向かい、メトロ計画を最大の成果の一つであると指摘しながらすべての開発部門で前進を成し遂げることができると語った。殿下はUAE経済を支え同国の産業と観光業を強化するこのプロジェクトを達成するため大きな努力をしてきたRTAの作業チームを讃えた。


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