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マツダ、次世代エンジンなど世界初公開=東京モーターショー

マツダ SKY-G(スカイ・ジー)
次世代直噴ガソリンエンジン『マツダSKY-G』(写真・マツダ)
 マツダは29日、10月24日から幕張メッセで開催される「第41回東京モーターショー」で、次世代直噴ガソリンエンジン「マツダSKY-G(スカイ・ジー)」、次世代クリーンディーゼルエンジン「マツダSKY-D(スカイ・ディー)」、次世代高効率オートマチックトランスミッション「マツダSKY-Drive(スカイ・ドライブ)」を世界初公開すると発表。また、日本初公開となる次世代の環境技術を搭載したコンセプトカー「マツダ清(きよら)」や、最新の環境・安全技術なども出展する。

 ▽次世代直噴ガソリンエンジン『マツダSKY-G』
 熱効率を改善して燃費性能と出力性能を大幅に高めた次世代の直噴ガソリンエンジン。エンジン本体を新設計し、機械抵抗を低減し最適な混合気の形成を図った上で、直噴システムが持つ噴霧形成の自由度を活用して、極限まで膨張比を高める。次世代直噴インジェクター、高機能吸排気可変バルブタイミングシステムなどの技術を採用し、現行2.0Lエンジン比で燃費・出力(トルク)を約15%改善。アクセラクラスの車両に搭載した場合で、現行デミオ並みの低燃費を実現。

 ▽次世代ディーゼルエンジン『マツダSKY-D』
 低燃費・高出力と低エミッションを両立させた次世代のクリーンディーゼルエンジン。エンジン本体を新設計して機械抵抗をガソリンエンジン並みに低減、シリンダー内の圧力や温度、燃焼室形状、燃料噴射率を最適化し、熱効率が最も良いタイミングで燃焼を開始する。具体的には、直噴ピエゾインジェクター、2ステージターボチャージャー等の技術を採用し、現行2.2Lエンジン比で燃費を約20%改善。アテンザクラスの車両に搭載した場合で、現行デミオ並みの低燃費を実現。

 ▽次世代オートマチックトランスミッション『マツダSKY-Drive』
 従来型に比べ、燃費性能とダイレクト感を大幅に向上させた次世代の高効率オートマチックトランスミッション。本体を新設計して機械抵抗を大幅に低減、またトルクコンバーターやクラッチの滑りを最小限にし、ロックアップ領域を最大化することで約5%の燃費改善を実現。更に、作動油量・油圧制御の最適化による素早い変速応答性と併せて、デュアルクラッチトランスミッション並みのダイレクト感を実現。

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