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川崎重工、インドネシア向け蒸気タービン発電設備を出荷

 川崎重工業は24日、インドネシア・バタム島の発電事業者であるダル・エナジー・バタム向け蒸気タービン発電設備を、神戸工場から出荷したと発表した。

 今回出荷した蒸気タービン発電設備は、建設工事の元請けである現代エンジニアリング(韓国)から08年5月に受注したもの。最終顧客であるダル・エナジー・バタムは、バタム島内の火力発電所にある既設ガスタービンの排熱を利用して蒸気を発生させ、電力として回収するコンバインドサイクル(複合発電)化プロジェクトを進行中で、2010年半ばの運転開始を目指している。

 同該蒸気タービン発電設備の発電容量は22.9MWで、発電した電力はバタム島内に供給される。

 同プロジェクト向け蒸気タービン発電設備の出荷により、川崎重工のインドネシアを含む東南アジア地域向けの発電用蒸気タービン納入実績は計36基となり、全世界では330基を超える。


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