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スズキ、パレットを一部改良、新型CVT搭載で燃費向上

パレット スズキは17日、軽乗用車「パレット」を一部改良し、販売を開始した。新型CVT搭載による燃費の向上で環境対応車普及促進税制に適合した。車両価格は113万4000円から167万7900円。月間販売台数はシリーズ全体で8000台を計画する。

 パレットは、広々としたゆとりある室内空間と、乗降しやすい後席両側スライドドアで好評を得ている軽ワゴン車。今回の一部改良では、発進時の加速性向上と低燃費の両立を図るため、市販車では世界初となる副変速機構付CVTを搭載し、環境対応車普及促進税制に適合した。

 他にも、車庫入れ等で便利なバックモニター付CDプレーヤーをオプション設定するなど、経済性や使い勝手といった軽自動車に求められる基本性能を高めた。

 また、専用の内外装デザインを新たに採用した「パレットSW」を追加設定し、同日、発売した。パレットSWは、家族層を始め、若年独身層のユーザーも想定し、上記の一部改良の内容に加え、圧倒的な存在感を持つ専用デザインとした。

 フロントエアロバンパーやスケルトン構造のフロントグリル、スモークタイプのリヤコンビネーションランプ、専用デザインのアルミホイール等、シャープかつ力強い印象のエクステリアや、クロームメッキ加飾を随所に施した精悍な印象のブラック&ダークグレーインテリアを採用した。

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