ＲＥＶＡ電気自動車「ＮＸＲ」、価格は１万４９９５ユーロ
【ロンドン１６日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】第６３回フランフルト国際モーターショーで、２０１０年初めに生産開始予定のレバ・エレクトリックカー社（ＲＥＶＡ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｃａｒ Ｃｏｍｐａｎｙ）の新しいリチウムイオン電池の電気自動車（ＥＶ）、レバＮＸＲ（ネクスト・レバ＝ＮｅＸｔ Ｒｅｖａ）が１６日、世界披露される。また、同社の２０１１年モデルであるショーカーのレバＮＸＧ（ネクスト・ジェネレーション＝ＮｅＸｔ Ｇｅｎｒｅｒａｔｉｏｎ）も初めて披露される。
レバＮＸＲはＭ１カテゴリーの３ドア、４シート、ハッチバックのファミリーカーで、最高速度は時速１０４キロ（６５マイル）、１回の充電による走行距離は約１６０キロ（１００マイル）である。９０分の急速充電（通常充電は８時間）を使えば、レバＮＸＲは１日に約３２０キロを実際に走行できる。
ディリップ・チャブリアのデザインによるレバＮＸＧはＭ１カテゴリーの２ドア、２シートのタルガトップ（コンバーティブルの１種）車で、１回の充電による走行距離は約２００キロ（１２５マイル）、最高速度は１３０キロ（８０マイル）、急速充電を使えば１日に約４００キロ（２５０マイル）を実際に走行できる。
両車種ともカギなしで乗車、操作でき、デュアル充電ポート、インテリジェントなデジタル・ディスプレー、レバ独自の「レバイブ」（ＲＥＶｉｖｅ）遠隔緊急充電を含む一連のテレマティックスを装備している。「レバイブ」は「距離の不安」に対応するもので、充電量の少なくなった顧客は電話かＳＭＳでレバの顧客サポートセンターに連絡できる。この先進的なテレマティックス性能は車の電池を遠隔測定し、電池の寿命を保護しながら予備エネルギーを活用する。数分以内に数キロの追加走行が可能になり、ドライバーは自宅やＮＸＲを充電できる場所まで運転を続けられるようになる。
ＮＸＲの価格は税金と補助金によって欧州各地で異なり、車と電池を別個に買うかまとめた価格で買うかというオプションもある。欧州での平均価格はリチウムイオンのＮＸＲインターシティー・バージョンで約１万４９９５ユーロ、これに電池の月ごとのモビリティーフィーなどのサービス料が加わる。鉛蓄電池を使い、走行距離が８０キロ（５０マイル）、最高速度が時速８０キロ（５０マイル）のレバＮＸＲシティーは価格が９９９５ユーロからで、少額の月ごとのモビリティーフィーがかかる。レバＮＸＧの欧州での価格は電池を除き２万３０００ユーロからで、これに月ごとのモビリティーフィーがかかる。
レバの新しいウェブサイト（http://www.revaglobal.com）も同日開設され、顧客は払い戻し可能な５００ユーロを払えば優先リストに加わることができる。
レバ－ホール８、スタンドＤ３８
第６３回フランクフルト国際モーターショー、２００９年９月１５－２７日。
映像はプレスサイト（http://www.revaglobal.com）へ。
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