欧州初のテルキャンプ、チェコのR3社が主催
【プラハ(チェコ)9日PRN=共同JBN】チェコの首都プラハに本拠を置くインターネット接続業者でドットテル(.tel)ドメインに関するコンサルティングを行っているR3テル社(R3 Tel)は9日、2009年10月15日にプラハでヨーロッパ初の「テルキャンプ」(TelCamp)を開催すると発表した。
R3テル社のスティーブン・クランストン最高経営責任者(CEO)は「プラハでも北米のテルキャンプの成功に続き、ドットテルドメインを使うことによってもたらされる検索エンジン最適化の有利さ、とてつもないほどの使い勝手の良さ、そしてインターネット・パプリッシングのコストを大幅に削減する効果を企業や個人と共有したい」と述べた。
テルキャンプは誰もが出席できるコミュニティー主催によるイベントで、ドットテルドメインの所有者やその他の当事者が議題を決め、ドットテルドメインに関するテーマや問題に関して協調することを目的にしている。出席者はコミュニティーの専門家からドットテルドメインの新たな、魅力的な利用を考えるためのテクニックを学ぶことができる。
ドットテルドメインはコミュニケーション目的に特化されており、わざわざ自分のウェブサイトを作ったり維持したりすることなしに、ドメイン名システム(DNS)を直接使って自分の連絡先情報、リンク先、さらにキーワードなどを保管、更新、そして公開できる。
ドットテルドメインの登録事業を行っているテルニック社(Telnic Limited)を代表してこのイベントに参加するジャスティン・ヘイワード広報部長は「米国のドットテル・コミュニティーのメンバーによって考えられたテルキャンプのコンセプトが欧州大陸全域で受け入れられたことに大変な喜びを感じており、ヨーロッパの中でも大変な成長を遂げている発展市場であるチェコからの参加者がどのような発言をするのか期待している。当社としてもテルキャンプの席上でチェコ市場についての具体的なニュースを発表したいと考えている」と述べた。
テルキャンプはユニークな建築物を会場に選ぶ伝統があり、テルキャンプ・プラハも建築賞を受けた歴史地区の「リリオバ8」マンションで開催される。この無料イベントは10月15日、午後5時半から9時半まで開催されるが、参加希望者はテルキャンプ・プラハのウェブサイト(http://telcamp.tel)で登録することができる。
▽テルニック社(Telnic Limited)について
テルニック社は2000年に創立され、英国に本社を置く登録事業者で、新しいスポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD)であるドットテル(.tel)の主催会社である。2009年3月24日以来、20万ドメインを販売している。詳しい情報はウェブサイト(http: //telnic.org)を参照。
▽R3テル社(R3 Tel s.r.o.)について
プラハ歴史地区にいくつかの事務所を持つR3テル社はチェコ共和国最初のインターネット通信サービスプロバイダーで、「Prague.tel」、「Praha.tel」、「Brno.tel」、「KarlovyVary.tel」、「Pilzen.tel」を含めチェコ共和国で17のシティーガイドをドットテル上で登録している。シティーガイドの詳しい情報はウェブサイト(http://cities-outside.prague.tel/)を参照。R3テル社の詳しい情報はウェブサイト(http://r3tel.tel)を参照。
前後の記事
記事バックナンバー
- [国際情報]欧州初のテルキャンプ、チェコのR3社が主催 2009/09/09 水曜日