オンライン旅行会社エクスペディア、プリンスホテルと提携
【東京、ベルビュー（米ワシントン州）７日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】世界大手オンライン旅行会社エクスペディア社（Expedia Inc.、ナスダック:EXPE）は７日、日本最大の独立ホテルチェーンである株式会社プリンスホテルとの間で世界規模の提携関係を結ぶことで合意したと発表した。この合意によって、世界５５カ国で７０以上のウェブサイトを展開しているエクスペディア（Expedia、登録商標）ならびに傘下のホテルズ・ドットコム（Hotels.com、登録商標)はプリンスホテルの施設を契約ホテルとして加えることになる。
プリンスホテルの山添俊一海外営業部長は「エクスペディアとの提携はプリンスホテルズ＆リゾーツを有名ブランドとして世界にプロモートするチャンスだ。当社としては露出が増えれば結果として販売も増えると期待している」と述べた。
東京に本社を置くプリンスホテルは日本とハワイで多くの施設を運営している。その一つ「ザ・プリンス パークタワー東京」は権威のあるベストホテルランキング「エクスペディア・インサイダーズ・セレクト（Expedia Insiders’ Select、登録商標）」で２位に選ばれている。この提携によってエクスペディアの利用者はプリンスホテルの施設により多くアクセスするようになり、それによって外国から来日する旅行者に対する露出が増えると同時に国内旅行の収入という面でも重要な強化策になる。
エクスペディアは同サイトからのリンク先としてプリンスホテルの全施設を紹介するランディング（特設）ページを新たに作成する。ランディングページを見れば旅行者はひとめでプリンスホテルの施設を探すことができる。これはエクスペディアが戦略的ホテルパートナーに提供するマーケティング価値とサポートを代表するもので、ホテルが世界的な販売網を獲得するとともにブランドの露出を高めることに貢献するものだ。
エクスペディア社のピーター・リー北アジア・マーケットマネジメント・ディレクターは「エクスペディアはプリンスホテルとの良好な提携関係をさらに拡大できることを喜んでいる。当社とプリンスホテルとの関係を見れば、ほかの日本のパートナーも、当社と一緒にこの地域独特の問題をどう解決し、チャンスとしてとらえられるか分かると思う」と述べた。
▽エクスペディア・パートナー・サービシズ・グループ(Expedia Partner Services Group)について
エクスペディア・パートナー・サービシズ・グループ（ＰＳＧ）は、世界で６０以上の販売拠点を持ち、有力な旅行関係ブランドを網羅した世界的マーケットプレースであるエクスペディアの中心的な窓口である。エクスペディアＰＳＧは世界で数百人の従業員を擁し、参加企業が世界で販売目標を達成するのを助け、さらにウェブアクセスの各種の革新的な手法、料金や在庫管理ツール、マーケット情報、オンライン・マーケティングの専門知識を提供している。エクスペディアのウェブサイトで部屋を販売することに関心あるホテルは、ウェブサイト（http://www.joinexpedia.com）を参照。
▽エクスペディア社について
世界有数のオンライン旅行会社エクスペディア社はビジネス客やレジャー客が旅行について調べ、計画を立て、予約し、そして実際に旅行するのに必要なツールや情報を提供している。エクスペディア社はまた、目的地でのコンシェルジュ・サービスやアクティビティ案内も旅行客に提供している。エクスペディア傘下のブランドにはエクスペディア・ドットコム（Expedia.com）、ホテルズ・ドットコム（hotels.com)、ホットワイヤ（Hotwire）、エジェンシア（Egencia、旧エクスペディア・コーポレート・トラベル）、トリップアドバイザー（TripAdvisor)、エクスペディア・ローカル・エクスパート（Expedia Local Expert）、クラシック・バケーションズ（Classic Vacations）、ｅロング（eLong)が含まれる。エクスペディア傘下企業は北米、南米、中南米、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地区の４０カ国以上で６０以上の世界的販売拠点を運営している。同社はＳ＆Ｐ５００種平均株価の構成銘柄である。詳しい情報はウェブサイト（http://www.expediainc.com）を参照。ナスダック・ティッカーシンボル：ＥＸＰＥ。
「Ｅｘｐｅｄｉａ」と「Ｅｘｐｅｄｉａ Ｉｎｓｉｄｅｒｓ’ Ｓｅｌｅｃｔ」は米国と（および）その他諸国におけるエクスペディア社の登録商標である。その他のロゴもしくは商品、会社名は、それぞれの所有者の資産である。
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- ［国際情報］オンライン旅行会社エクスペディア、プリンスホテルと提携 2009/09/08 火曜日
