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ヘンダーソンGM社長が基調講演、ロス自動車ショー開幕で

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)2日PRN=共同JBN】米ゼネラル・モーターズ(GM)のフレデリック(フリッツ)・ヘンダーソン社長兼最高経営責任者(CEO)は、今年12月2日午前に開幕するロサンゼルス・オートショーで米自動車関係メディア団体モータープレスギルド(MPG)主催の朝食会で基調講演する。MPG朝食会とヘンダーソン氏の演説はすべての有資格のプレスデー出席者に開放されている。プレゼンテーションの一部として質疑応答のセッションが用意されている。

 ヘンダーソン氏は今年3月にGM社長兼CEOに任命された。それ以前、同氏は2008年3月以来GM社長兼最高執行責任者(COO)を務めた。2006年1月から2008年3月までは副会長兼最高財務責任者(CFO)だった。

 MPG基調演説委員会の委員長で米国の権威ある自動車専門誌モータートレンドのマット・ストーン編集主幹は「輸送業界の歴史で危機的なこの時期にヘンダーソン氏は世界で最も影響力のある自動車業界幹部の1人だ。2010年が間近になった今、自動車業界と再生GMの今後について同氏の考え方を聞いてみたい」と語った。

 ヘンダーソン氏はGMで1984年のシニアアナリストを振り出しに昇進を重ねて責任が増大する幾つかの要職を歴任し、1992年にデトロイトのゼネラル・モーターズ金融会社(GMAC)グループ副社長(財務担当)に就任した。その後、GM中南米、アフリカ、中東の社長やGMアジア太平洋社長、GM欧州の会長を務めた。

 MPG朝食会がロサンゼルス・オートショー・プレスデーに開催されるのは今年が11年目になる。MPGは全米の約800人の自動車関係ジャーナリストと広報担当専門家で構成され、米国最大の自動車関係報道機関である。

 2009年ロサンゼルス・オートショーは4年連続で秋に開催される。プレスデーは12月2-3日、一般公開は12月4-13日に予定されている。メディアの登録は9月14日にhttp://www.laautoshow.com/Press.htmlで開始される。ロサンゼルス・オートショーは開催日程を変更してから国際的なオートショーとしての規模が拡大してきた。今年は世界的な自動車産業団体である国際自動車工業連合会(OICA)がロサンゼルス・オートショーを同連合会の公式国際展示会と認定した。


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