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トヨタ、米GMとの合併工場への発注打ち切りを決定

 トヨタ自動車は28日、米カリフォルニア州にあるゼネラル・モーターズ(GM)との合併工場「NUMMI」への生産発注を2010年3月生産分をもって打ち切ることを発表した。同合併事業では既にGMが撤退を表明しており、トヨタ単独での事業継続を検討していた。

 発注打ち切り後、NUMMIでのカローラ生産分は、一時的に、カナダ(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ)と日本(トヨタ高岡工場及び関東自動車工業)へ移管されるが、日本へ移管した分については、将来、北米に生産を戻すことが検討される。また、タコマ生産分はトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・テキサス()へ移管する予定。

 NUMMIの今後については、トヨタ、モーターズ・リクイデイション・カンパニー(旧GM)、NUMMIの3者間で継続的に検討していくことになる。

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