三菱電機、業界最大645L冷蔵庫発売 LEDで保存性もアップ
業界最大容量645L冷蔵庫(中央、写真・三菱電機) 三菱電機は25日、LEDによって保存性と清潔性を高めた冷蔵庫「光ビッグ」シリーズ6機種を9月25日から順次発売すると発表した。同シリーズでは業界最大容量となる645リットルの新形態冷蔵庫も発売される(10月上旬から予約販売)。月産台数は6機種合わせて3万7000台、645リットル大型冷蔵庫単体では2000台を計画している。
「光ビッグ」は、冷凍する食品温度を感知する赤外線センサー「光ムーブアイ」を保存時にも作動させ、温度ムラを見張って霜つきや変色を抑制する新機能「光パワー瞬冷凍」をはじめ、光(LED)の作用で光触媒フィルターを活性化し除菌・脱臭された冷気で庫内全域を清潔に保つ「光エア除菌・脱臭」や、野菜にLEDを照射してビタミンCを増量する「光ビタミンUP野菜室」と光触媒フィルターにLEDを照射して清潔な氷をつくる「光クリア清氷」を搭載。
冷却器フィンの表面に微細な細孔を設けて親水性を高めた「ナノポーラス冷却器」を業界で初採用すると共に、新搭載の「ハイブリッドデフロストヒーター」で霜取り時間をこれまでの約半分にするなど省エネ性能が向上した。葉っぱの枚数(0~3枚)で運転状況を表示する「ECOモニター」も新たに搭載している。
また業界最大容量645リットルの新形態冷蔵庫は、使用頻度が高く整理性が求められる冷蔵ゾーンに、野菜やボトル類を自由に保存できる「マルチフレッシュコーナー」を備え、使い勝手を追求している。冷凍ゾーンは、業界最大容量となる224リットルと、ゆったりと保存ができる収納性を実現している。
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- [家電・弱電]三菱電機、業界最大645L冷蔵庫発売 LEDで保存性もアップ 2009/08/25 火曜日