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トヨタ自動車、米アラバマ工場で直4エンジン生産 自立化へ

 トヨタ自動車は21日、米国におけるエンジン生産工場であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマ(TMMAL)において、トラック用V6・V8エンジンに加え、直4エンジンの生産を開始すると発表した。直4エンジン搭載車種の需要が今後も堅調であると見込んだほか、北米地域の一層の自立化を進めていきたいと判断したため。

 2011年夏より、2.5リッターと2.7リッターの直4エンジンを年間約21万6000基生産し、スバルのインド工場(SIA)で生産するカムリ及び、トヨタのカナダ工場(TMMC)で生産するRAV4に搭載する。また、エンジン部品であるシリンダーヘッド、シリンダーブロックは、部品製造子会社のボディーン社で生産する予定。

 これに伴う投資額は、TMMALで約1億4700万米ドル(約138億円)、ボディーン社で約2500万米ドル(23億5000万ドル)、新規雇用はTMMALで240人程度、ボディーン社で60人程度を予定している。

 TMMALは、海外におけるトヨタ初のV8エンジンの生産工場として2001年に設立、2003年より生産を開始した。2005年にはV6エンジンの生産を開始し、2008年1月には生産累計100万基を達成している。

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