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東風ホンダ、新型車「スピリア」生産開始 年産能力20万台へ

 ホンダは19日、中国における合弁会社「東風本田汽車有限公司」(東風ホンダ)が、9月発売予定の新型車「スピリア」の生産を開始したと発表した。

 東風ホンダは、04年4月に「CR-V」の生産を開始し、06年には「シビック」を投入。09年1-7月の販売実績は、10万9000台(前年比10.5%増)と好調な販売が続いている。今回新たに投入する「スピリア」は、中国のセダンユーザーへプレミアムスポーティーセダンという新価値を提案する。

 東風ホンダの08年の生産実績は16万5000台(前年比32.3%増)と4年連続で増加しており、09年7月には生産累計50万台を達成した。

 また、今回新たに生産を開始する「スピリア」の投入に伴い、武漢市にある四輪車工場の年間生産能力を12万台から20万台へと拡大。これにより中国全体としての年間生産能力は広汽ホンダの36万台と本田汽車(輸出)の5万台と合わせて、53万台から61万台となった。

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