ドットテルのテルニック社、新しい広告用レコードを発表
【トロント13日PRN=共同JBN】新しい通信主体のトップレベルドメイン(TLD)「ドットテル(.tel)」登録事業者であるテルニック社(http://www.telnic.org)は13日、カナダ・トロントのドメイン・コンバージェンスで、近くドットテル(.tel)・ドメイン向けにテキストベースのリスティング広告用の新しいソリューションを提供すると発表した。これによってドットテル(.tel)・ドメイン所有者はさらに従来どおりで測定可能なドメインの商業化テクニックが可能となる。
テルニックのアンリ・アセイリ最高技術責任者(CTO)兼チーフストラテジストは「ドットテル(.tel)・ドメインはプレミアレート電話番号、ソフトウエア・ダウンロード、着信音、競争ベースのフォーマットをサポートし最適化することで収益を生み出す新しい方法を提供しているが、その一方でわれわれは従来からの商業化方法に慣れている人が幾分制限があると感じているのを理解している。そのためわれわれはドットテル(.tel)・ドメイン所有者がはっきり識別できるテキストベースの広告リンクを含められるようにした。これによってわれわれはすべてのインターネット利用可能なデバイスで商業化するための必要条件に合わせながら、単一の接触先としてのドットテル(.tel)・ドメインというはっきりした目的を維持していく」と語った。
この解決法は「.tad」という接尾語を持ったテキスト(TXT)レコードの特別なサブタイプを導入している。これはドットテル(.tel)・ドメインのなかの特定のフォルダーに保存される。このレコードは広告で使用されるタイトル、ラベル、詳細、URI(インターネット上の情報の場所)を含んでおり、広告内容がプロキシーページに送られる際にドメイン所有者がこの広告をページの置きたい場所(トップ、ボトム、右)に自由に置けるようなディスプレー設定が含まれる。
プロキシーがドットテル(.tel)・ドメインをロードすると広告のフォーマットと設定をチェックし決められたとおり表示する。
詳細は開発者ガイド4・3から5・5で知ることができ、このガイドは8月17日からhttp://dev/telnic.org/docs/devguide.pdfで入手可能。ドットテル(.tel)・ドメインの詳細はhttp://telnic.orgを参照。
▽テルニック社(Telnic Limited)について
2000年に創立されたテルニック社は英国に本社を置く登録事業者で、新しいドットテル(.tel)スポンサード・トップレベルドメイン(sTLD)の主催会社である。テルニックのバックエンド登録サービスはニュースター(NeuStar)によって提供されている。詳しい情報は http://www.telnic.orgもしくはhttp://telnic.telを参照。
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- [国際情報]ドットテルのテルニック社、新しい広告用レコードを発表 2009/08/13 木曜日