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ヤクルト、静岡・富士物流センターの閉鎖・売却を決定

 ヤクルト本社は28日、ジュース・清涼飲料、化粧品の在庫出荷拠点である富士物流センター(静岡県富士市)の閉鎖および売却を決定したと発表した。閉鎖時期は2010年1月。閉鎖に伴う特別損失は2010年3月期第2四半期において約17億円の見込み。

 富士物流センターは1996年に、西日本地区全域をカバーするジュース・清涼飲料の出荷拠点として、また化粧品の商品在庫出荷拠点として稼動を開始した。しかし、稼動から13年が経過し、設備の老朽化により、大規模な更新の必要性が迫られていた。

 一方で同社では、物流コスト削減に向けた取り組みのなかで、現在、要冷蔵の乳製品と常温のジュース・清涼飲料の両方を効率的に輸送する2温度帯輸送に対応できる物流センターの整備を進めている。

 こうした状況下で、商品荷姿や物量の変化に柔軟に対応するべく、富士物流センターを閉鎖、売却することを決定した。


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