柏崎刈羽原発、6号機でトラブル制御棒抜けず
東京電力は25日、新潟県中越沖地震で被災し内部点検中の柏崎刈羽原子力6号機で、原子炉内に挿入された制御棒1本が引き抜けぬけないトラブルがあったことを発表した。トラブルが確認されたのは同日午前1時2分。原子炉内から使用済燃料プールへ燃料移動のため、燃料を取り出した後に制御棒の引き抜けなくなったという。
抜けなくなった制御棒に隣接する燃料はすべて取り出し済みであり、制御棒は倒れ防止用の支持金具によって安定して支持されていることから、安全上の影響はないとしている。引き抜き作業は燃料取り出し終了後に行い原因についても調査する。
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- [電力・発電]柏崎刈羽原発、6号機でトラブル制御棒抜けず 2007/11/25 日曜日