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ブリヂストン、タイにタイヤ再生用部材の新工場建設

 ブリヂストンは10日、トラック・バス・航空機用に広く使われている使用済みタイヤの再生用部材の新工場を今年7月に、タイに建設することを発表した。投資額は約52億円。2010年11月の生産開始を予定しており、2013年下期には新ゴム量・日産30トンを目指す。

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 リトレッドタイヤは、使用済みのタイヤのトレッド(接地)部分を取り除き、新たにトレッドゴムを加硫・圧着して再使用できるようにしたタイヤ。新品タイヤに比べて、環境保全の面で優位性を持つ。

 同社が今回建設する工場は、日本・アジア・中国におけるリトレッドの生産拠点と位置付けており、重要部材であるリトレッドタイヤ用部材のプレキュアトレッドを生産。工場の敷地面積は4万3600平方メートル。2013年下期には新ゴム量・日産30トンを目指す。


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