三菱自「パジェロ」など計153台リコール、ナット緩みで
三菱自動車は21日、シャフトに使用されているナットに異品があり、緩みによって動力伝達装置が外れ走行不能になるおそれがあるとして、パジェロ、デリカの一部車種、計153台のリコールを国土交通省に届け出た。
問題とされている箇所は右フロントドライブシャフト、フロントプロペラシャフト、リヤプロペラシャフトのねじ部。それぞれに使用される締結ナットに異品が使用されたため、締結時にねじ部が変形しているものがあるという。
このままの状態で使用を続けると、ナットが緩み、最悪の場合、動力伝達装置が外れて走行不能に至るおそれがあるとして同社は、全車両のナットを正規品と交換し、併せてワッシャーを新品と交換する対応をとる。
対象車はパジェロ(CBA-V83W、CBA-V87W、CBA-V93W、CBA-V97W)の今年8月20~24日(CBA-V83Wは23日まで、CBA-V87Wは21日から)に、デリカ(DBA-CV5W)は今年8月20~23日に製造されたもので計153台。
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- [四輪・二輪]三菱自「パジェロ」など計153台リコール、ナット緩みで 2007/11/21 水曜日