日産自動車、ベトナムで現地向け車種の生産開始へ
日産自動車は30日、同社のベトナム合弁会社であるベトナム日産が、2010年初頭の現地生産モデル販売開始に向けて、09年末から同国で生産を開始することを発表した。
生産委託先であるベトナムモーターズコーポレーションでは、日産が世界展開している日産生産方式を採用し、他拠点と同レベルの品質基準の達成と生産同期化を図る。日産では現地生産に先立ち日本からエンジニアを派遣し、生産技術、現場管理、品質保証等のトレーニングにあたる。
同社執行役員の般若真也氏は、「ベトナムは、日産にとって成長機会のある重要な新興市場の一つ。現地で生産を開始することでベトナムのお客さまにより幅広いラインアップの商品を最小のリードタイムで提供することが可能になる」と話している。
ベトナム日産は現在、エクストレイル、ティーダセダン/ハッチバック、ティアナ、パトロール等の車種を取り扱っている。
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- [四輪・二輪]日産自動車、ベトナムで現地向け車種の生産開始へ 2009/06/30 火曜日