IBM 携帯ウェブの研究に96億円投資
米IBMは、世界市場を対象にした携帯電話サービスと機能向上を目的とした主要な研究活動に、今後5年間で1億ドル(約96億円)を投資する計画。同社は今後、携帯端末を使ったネット利用方法を模索し、現場社員を管理、金融取引、エンターテイメント、ショッピング等といったサービスをより使いやすく提供するための技術開発を行う。
携帯電話は現在、従来の固定電話の市場規模を上回り、今後もたらす経済成長の機会は甚大で、同社のビジネス・バリュー・インスティテュートによると、2006年から2011年までに世界の携帯電話利用者は91%増加し、その数は約10億に達すると予測している。
同社では、モバイル・ウェブを基本軸に、新たなサービスや技術を提供することを目指して、モバイル・エンタープライズ・イネーブルメント、新興市場におけるモビリティ、企業エンド・ユーザーのモバイル体験等を重点に研究投資を費やす。
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- [通信・端末]IBM 携帯ウェブの研究に96億円投資 2009/06/23 火曜日