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三洋電機、高解像度・高輝度プロジェクター2機種を発売

三洋電機
高解像度・高輝度プロジェクターLP-WTC500L(写真提供・三洋電機)
 三洋電機は、高解像度・高輝度プロジェクター2機種を7月1日に順次発売する。発売されるのは、高解像度SXGA+(プラス)に対応しクラス最高輝度7500ルーメンを実現したDLPプロジェクター「PDG-DET100JL」と、高解像度ワイドXGAに対応し「ツインランプシステム」を搭載した液晶プロジェクター「LP-WTC500L」の2機種。

 同社によれば、5000ルーメン以上、ワイドXGA以上の高解像度プロジェクターの世界市場における出荷台数は、2009年では前年と同様の規模が見込まれるが、2010年以降は毎年約1.5倍の伸びが予測されるという。最近では、デジタルサイネージ(電子広告)、デザイン/CADなどの専門分野などにおいて、大画面投映のニーズが高まっており、市場の広がりによって、今後さらなる高精細・高輝度化が要求される見込み。

 今回発売するPDG-DET100JLは高解像度SXGA(1400×1050ドット)に対応し、クラス最高輝度7500ルーメンを実現。また、医療関連の高精細データを緻密に再現できる「DICOMシミュレーションモード」に対応しているため、医療系教育機関などでも活用できる。

 もう1機種のLP-WTC500Lは、高解像度ワイドXGAに対応し、5000ルーメンの高輝度を実現。2つのランプ光の内、どちらかを自動で選択する「ツインランプシステム」を搭載することで、ランプ交換期間は通常モデルの2倍にまで拡張される。

 両機種には、2つの映像を同時に投映することができる「ピクチャーインピクチャー機能」と「ピクチャーバイピクチャー機能」を搭載いるため、プレゼンテーションの幅も広がる。

 月の生産台数は、PDG-DET100Jで300台、LP-WTC500Lは500台を計画している。販売価格はPDG-DET100JLがオープン価格、LP-WTC500Lは105万円。7月1日にLP-WTC500Lが、8月21日にPDG-DET100Jがそれぞれ発売される。写真はLP-WTC500L。


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