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住友重機械マリン、英アヴィバ設計支援の初タンカー引渡し

 【クアラルンプール(マレーシア)15日PRN=共同JBN】住友重機械工業株式会社の完全子会社である住友重機械マリンエンジニアリング株式会社(以下:住友重機械マリンエンジニアリング)はこのほど、英アヴィバ社の設計トータルソリューション「AVEVA Marine」を利用して設計した初のタンカー引き渡しを無事完了した。

 住友重機械マリンエンジニアリングは日本の代表的な造船所の一つであり、110年余りの間、船舶を建造してきた歴史がある。また、同社はAVEVA Marineのソリューション利用契約を結んだ日本で最初の造船所の一つとなった。住友重機械マリンエンジニアリングは2007年4月に10万5000トン級(DWT)のオイルタンカー「JASMIN JOY」の設計を開始し、今年4月 初めに同タンカーを船主に引き渡した。

 ▽住友重機械マリンエンジニアリングの竹川正夫取締役の談話
 「当社の設計の質と効率はAVEVA Marineによって向上しました。当社はトヨタ生産方式(TPS)のコンセプトを実行しており、それはAVEVA Marineを活用することによってさらに強化されるでしょう。このような効率的なソリューションは、今日のように競争が激しく非常に挑戦的な造船の世界で成功するための重要な要素であるとわれわれは信じています。」

 ▽アヴィバ・アジア・パシフィックのピーター・フィンチ社長の談話
 「アヴィバがAVEVA Marineを世に送り出して以来、アジア太平洋地域の30を超える顧客が世界をリードするこのソリューションを利用している。AVEVA Marineはこれらの造船所における質と生産性の向上に大きく貢献している。」

 ▽アヴィバ・グループ(AVEVA Group Plc)について
 アヴィバは戦略的価値を有するエンジニアリングITソリューションをプラント・造船産業の大手企業に提供し、世界中で信頼されている。


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