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東京電力、今夏は余剰電力600万キロワット確保

 東京電力は16日、今夏の電力需要見通しを発表した。暑さが例年と変わらなければ余剰電力は600万キロワット(kW)確保できる見通し。最大需要電力は6100万キロワット(kW)で、これに対し供給力は6700万kW程度。柏崎刈羽原子力発電所1~6号機が停止しているものの、柏崎刈羽7号機の運転再開による増出力運転・試運転電力の増加や、自家発の余剰購入等で供給力は昨年より増える。

 過去10年の夏季最大電力(1日最大)推移を見ると、今年は昨年に比べ11万kW増加する見通しで、過去6番目に高い需要電力で、ピークだった平成13年の6430万kWと比べると330万kW減少する。


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