シティ・オブ・ドリームズ、マカオに正式オープン
【マカオ1日PRN=共同JBN】シティ・オブ・ドリームズが1日現実となった。マカオで「必見」の地になるべく、ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場されている娯楽会社のメルコ・クラウン・エンターテインメント社(ナスダック:MPEL)によって開発された総合娯楽スポットのシティ・オブ・ドリームズの正式オープンに伴い、記者会見が開かれた。
メルコ・クラウン・エンターテインメントのローレンス・ホー共同会長兼最高経営責任者(CEO)とシティ・オブ・ドリームズのグレッグ・ホーキンス社長が記者会見に応じた。
ローレンス・ホー氏は「今朝、われわれは“次世代”の都市型レジャー体験をマカオ訪問者に提供するというわれわれの約束を履行する準備ができた。シティ・オブ・ドリームズはアジア第1のレジャー・エンターテインメントのスポットとしてマカオで進行の開発の新たな章の始まりを告げる」と語った。
同氏はさらに次のように述べた。「長年にわたる計画と途方もない努力の末、われわれはわれわれのシティ・オブ・ドリームズを現実のものにしたと今言うことができることをうれしく思う。それはわれわれの最重要開発であり、メルコ・クラウン・エンターテインメントにとっての主要なマイルストーンである。われわれは急速に進化するアジアおよび国際的なレジャー顧客の需要を満足させるべく、マカオにおけるレジャーとエンターテインメント体験の広範囲な品ぞろえを提供するというわれわれの構想に向かって前進する」
「長年にわたり継続的な支援をしてくれたマカオ特別行政区政府、ならびにわれわれに大きな信頼を置き、継続的成長のために揺るぎない資本基盤を与えてわれわれの後ろ盾になってくれた金融機関に感謝することは重要である。また、中国政府の支援および助言がなければこのような夢を現実にすることは不可能であった」
シティ・オブ・ドリームズはオープン当初、42万平方フィートのカジノ、クラウンタワーズで構成する多種多様な宿泊施設を特徴とする。クラウンタワーズは、他に追随を許さない水準の個人化されたサービスおよび豪華なスタイル、妥協なき洗練、刺激的で音楽あふれるハードロックホテルを提供する。同ホテルはすばらしい音楽旋律と(ロックスターの)記念品との独自のコンビネーションを備えている。これに、20以上のレストランとバー、一流の旅行小売業DSFが運営するユニークなライフスタイルを提案する地域「ザ・ブールバード」の中には世界で最も人気のある商品ブランドの見事な展示、「ザ・バブル」として知られるドーム型の劇場で公演される豪華な音と映像を多用したマルチメディアな豪華ショー「ドラゴントレジャー」が加わって、ラインアップのすべてがそろう。
グレッグ・ホーキンス氏は「われわれの職員、ビジネスおよびクリエーティブ・パートナー、真のドリームチームに代わり(一言挨拶を)。今日、われわれは訪問者を、洗練され、刺激的で、多様性のあるレジャーとエンターテインメント体験の新しい段階に送り届ける準備ができた」と語った。
シティ・オブ・ドリームズの最初のオープンに続いて、グランドハイアットマカオと大いに期待を持たれているドラゴーヌ・ショーがオープンする。約600客室を提供するグランドハイアットマカオは今年第3四半期に完成を予定しており、その後すぐにドラゴーヌの刺激あふれた劇場上演は専用のシアター・オブ・ドリームズでオープンする。シティ・オブ・ドリームズの最終計画段階は約800ユニットの豪華なアパートメントホテルが特徴となる。
▽ メルコ・クラウン・エンターテインメント社について
メルコ・クラウン・エンターテインメント(Melco Crown Entertainment)社は不動産開発者とオーナーであり、ゲームのサブ免許を持っているマカオ支社を通じて、カジノゲームとエンターテインメント・カジノリゾート施設を運営する業者である。メルコ・クラウン・エンターテインメント社の最初の資産であるアルティラマカオ( http://www.altiramacau.com )(旧名クラウンマカオ)は2007年5月12日に開業した。その他プロジェクトにはマカオ・コタイ地区にある総合的な都市型カジノリゾートであるシティ・オブ・ドリームズ( http://www.cityofdreamsmacau.com)が含まれる。メルコ・クラウン・エンターテインメント社のビジネスにはマカオ最大の非カジノ型の電子ゲーム機を含め8カ所で1300台のゲーム機を有しているモカクラブ( http://www.mochaclubs.com)も含まれている。メルコ・クラウン・エンターテインメント社は、一定の条件の下でマカオで第三次開発用地を取得することで合意している。詳しい情報は http://www.melco-crown.comを参照。
メルコ・クラウン・エンターテインメント社は大株主であるメルコ・インターナショナル・ディベロップメント社(メルコ)およびクラウン社(クラウン)に強力にサポートされている。メルコは香港証券取引所の上場会社で、メルコ・クラウン・エンターテインメントの共同会長・取締役兼最高経営責任者(CEO)のローレンス・ホー氏に所有され運営されている。クラウン社はオーストラリア証券取引所の上位100位の上場会社で、メルコ・クラウン・エンターテインメント社では共同会長兼取締役を務めるジェームス・パッカー代表取締役会長によって運営されている。
▽ シティ・オブ・ドリームズ(City of Dreams)について
シティ・オブ・ドリームズは、ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場されているエンターテインメント企業メルコ・クラウン・エンターテインメント社(ナスダック:MPEL)によって開発され、マカオの「ぜひ体験しなければならない」スポットとなるように建設された総合エンターテインメント・リゾートである。それは、マカオのコタイ通りの中心に位置し、各電子ゲーム、多種多様な宿泊施設、また現地と世界各地の食事、デザイナーブランド品のショッピング、広々とした現代風のカジノを一体化している。このリゾートは、アジアや世界各地からの広範囲な観光客を魅了する桁外れのエンターテインメント経験を創出するために、クラウン、グランドハイアット、ハードロック、ドラゴーヌなどの世界中に知られたブランドのドリームチームを編成した。シティ・オブ・ドリームズの初期計画は、約520のゲーム台と約1350のゲーム機が配備される42万平方フィートのカジノ、20店以上のレストランとバー、世界トップの人気の商品ブランドの見事な展示、目を見張る視聴覚のマルチメディア体験の「ザ・バブル」、約300の客室を提供するクラウンタワーズ、300客室を提供するハードロックホテルを売り物にしている。800室を提供できるグランドハイアットマカオは2009年第3四半期に完成予定で、その後ドラゴーヌの刺激あふれる劇場演目が専用のシアター・オブ・ドリームズでオープンする。シティ・オブ・ドリームズの最後段階の建設計画は800ユニットを有するアパートメントホテルが目玉となる。詳しい情報はhttp://www.cityofdreamsmacau.com を参照。
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- [国際情報]シティ・オブ・ドリームズ、マカオに正式オープン 2009/06/02 火曜日