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リンク2ワン、加盟メンバーが60を超える

 【マドリード2日PRN=共同JBN】世界で最も急速に成長している多国間ローミングハブのプロバイダーであるリンク2ワン(Link2One)は2日、加盟メンバーで新たな金字塔を打ち立てるとともに桁外れの成長を記録し続けていると発表した。加盟接続事業者の数は第1四半期で2倍を超え、リンク2ワンは現在世界50カ国に60以上の加盟接続事業者を有している。

 先駆的なリンク2ワン・ハブは、モビリティ供給チェーンの創設と運用を簡素化し、加速するソリューションプロバイダーであるMACH社が、世界最大の通信オペレーターの1つであるテレフォニカと組んで開発した。同ハブは、GSMおよびCDMA技術をカバーするインタースタンダード・ローミング(Inter-Standard Roaming)能力に加え、接続事業者に対して1つの契約と1つの接続によって世界中のカバー範囲エリアを提供する。
 リンク2ワンは業界のオープン・コネクティビティ要件とMACH社の厳格な製品検査プログラム、サービス基準を結びつけたキャリアー品質サービスで世界中をカバーするオープン・コネクティビティのローミングハブである。

 リンク2ワンのテレンス・レッジャー副社長は「リンク2ワンの保有する実績のある信頼性、価格競争力のある構造、接続事業者がハブに接続できるスピードが、われわれが今日発表した数字に反映されている。われわれは5年間にわたり、オープン・コネクティビティ・ハブの開発と管理における革新の先頭に立ってきた」と語った。

 高まる消費者知識と競争に加えて、増大するモーバイル・ローミング市場への規制はモーバイル接続事業者のローミング収益を圧迫している。同時に、消費者のデータベース・アプリケーションに対する需要の高まりは、ローミングサービスの性質を変え、接続事業者が新しい技術を直ちに採用することを必要としている。結果として起きている利幅の圧迫は、接続事業者が新しいサービスの製品化に要する時間を短縮し、彼らのローミングビジネスのコストを引き下げる必要が生じている。

 リンク2ワンは、接続事業者が実績ある方式にのっとりローミングビジネスを迅速に立ち上げることができるように、20年以上にわたるすべての経験をローミング契約の締結・管理に投入した。

 新しいパートナーへのアクセス、あらゆる種類がそろったローミング技術およびサービスへのアクセス、新興技術やプロバイダーへのアクセスは迅速でリスクを伴わない。パートナー契約を運用する現行コストは大幅に削減され、清算と決済、メッセージング、不正行為防止、ビジネス・インテリジェンス・ソリューションなどあらゆる種類をカバーするMACH社のローミングサービスを利用することができる。

 CTSグループの一員で、欧州への700万件のローミングビジターを毎年取り扱う新たな次世代接続事業者のCTSジブラルタルのスティーブ・ランブーン技術販売担当取締役は「リンク2ワンはわれわれのローミング関係の管理を著しく簡素化し、われわれのローミングビジネスの運用費用を削減した。われわれは、これからは市場により迅速に乗り出すことができ、われわれの顧客へのサービスに関して信頼性があり、革新的で、価格競争力のある品ぞろえに集中することが可能となった。リンク2ワンによって、われわれは単一のIMSI(加入者識別子)ローミングソリューションを入手し、大規模なローミング部門を維持する必要なく毎月、われわれの最も重要な地点と新規のローミングパートナーにアクセスする」と語った。

 リンク2ワンについての詳細はhttp://www.l2one.com/を参照。


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