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三井造船、カンボジア初の岸壁用コンテナクレーン納入

 三井造船は21日、カンボジアのシハヌークヴィル港公社向けに、岸壁用コンテナクレーン「ポーテーナ」2基、ヤード用コンテナクレーン「トランステーナ」5基、コンテナターミナルマネジメントシステム(CTMS)1式を納入したと発表した。

 シハヌークヴィル港は、カンボジア唯一の外洋国際港湾。同国がASEAN正式加盟した1999年以降は需要予測を上回るコンテナ貨物取扱量を記録している。しかし港湾施設の老朽化も進みコンテナ貨物の効率的な処理に支障をきたしている状況が続いていた。

 三井造船が納入した岸壁用コンテナクレーンは、同国で初めての岸壁用コンテナクレーンで、これまでの荷役方法と比べ荷役効率が大幅に改善されることが期待される。また、同時納入されたヤード用コンテナクレーン5基と、コンテナターミナルマネジメントシステムにより同港のコンテナ荷役効率化が推進される。


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