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カナダでマイクロマシンサミット、エネルギーと環境関連が主題

 【エドモントン(カナダ)6日CNW=共同JBN】20カ国余りからのテクノロジー専門家が国際的に重要かつ緊急なエネルギーと環境の問題を協議するため、カナダ・アルバータ州のエドモントンに参集している。第15回年次世界マイクロマシンサミット(5月5-8日)は、マイクロマシニング、ナノテクノロジー、それらが経済と社会的成果をもたらす方策に関する活動を協議する国際フォーラムである。

 サミットはマイクロテクノロジー、ナノテクノロジーの影響について知識と専門技術を持つ科学者、研究者、その他主要な国際的な政策決定者の代表を集めて話し合う。その目的は将来を形成する世界的なビジネス上と化学的進歩に関してより良い理解を得ることである。

 ダグ・ホーナー・アルバータ州先端教育・技術担当相は「エネルギー生産の世界的リーダーであり環境コミット責任者として、アルバータ州はテクノロジーが持続性の重要性を認識している。われわれはそのために、エネルギーと環境部門が直面する諸問題と世界的な司法管轄権に対して、マイクロテクノロジーとナノテクノロジーによるソリューションをもたらすことができる地域的なマイクロテクノロジー、ナノテクノロジー産業を構築する戦略を編み出した」と語った。

 マイクロマシンサミットの議長でCMCマイクロシステムズ社最高技術責任者(CTO)のダン・ゲール氏は「マイクロマシンは将来性ある富の創造である。それはまたエンターテインメント機器やヘルスケアの進歩の中核技術である。われわれはなお初期段階にあり、標的とする病巣に対する分子医療を推進する新しいエネルギー源あるいは手段として利用される分子規模の開発とより大きなマイクロ媒体の可能性を読み取ることができる」と語った。

 マイクロマシニング手法は100万分の1メートルのスケールであり、圧力センサー、加速度計、ラボ・オン・チップ機器、マイクロ流体機器、光学機器をなる広範な機械装置を製造するため使われる。

 マイクロマシン製造製品は産業用プロセスで使われる医療診断、食品もしくは水の毒性検知、慣性ナビゲーションシステム、エアバッグ展開センサー、石油掘削圧力センサー、温度・光・モーション・化学センサー向けの機器あるいは装置に利用される。

 今年のサミットはエドモントンにあるショー・カンファレンス・センターで5月5日から8日まで開かれる。

 詳細はwww.mms09.orgを参照。


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