リンクツールシステム、北米の原発の75%以上が使用
【シカゴ1日PRN=共同JBN】安全性への関心が高まるにつれ、北米ではリンクツールシステムへの需要が増加するところとなり今や米国、カナダ、メキシコ等の国々では、現稼働中の原子力発電所の4分の3以上でリンクツールシステムを使用するまでに至っている。
原子力発電所における安全性の確保は従業員、責任者、一般市民すべてにとって最も重要な関心事である。ソケットの落下を防ぐというリンクツールの特徴、すなわちロックシステム(安全装置)は、危険度の高い整備環境において絶対不可欠な要素となっている。
リンクツール社の代表取締役ジョン・デヴィットソン(John Davidson)によると、今では多くのそうした現場でリンクツールシステムの使用が義務づけられているという。
非常に重要な状況での作業に関わってきたリンクツール社の実績は極めて特殊であり、それには国家最重要とされる米航空宇宙鏡(NASA)のスペースシャトル基地での作業、あるいは米国海軍の海底戦略基地における原子力潜水艦内での核ミサイル装備作業などがあげられる。
またリンクツールシステムは、国際的に最も評価されている検査機関の1つであるドイツのTUVから、工具としては初めて最高位のQマークを受賞している。
デヴィッドソン会長はさらに「安全性の向上ということだけでなく、極めて高い効率性という点でもリンクツールシステムを使用する意義がある」とも述べている。リンクツールシステムは米軍による軍用機での長時間飛行訓練でテストされ、全作業において必要とされる時間が4分の1から2分の1まで短縮されるという結果を出している。
リンクツールシステムは、標準タイプの戻り止めを持った全てのソケットやその他アタッチメントと共に使用することも可能である。
リンクツールシステムに関する詳細な情報はwww.link-tools.com あるいは電話で773-549-3000まで連絡を。
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- [電力・発電]リンクツールシステム、北米の原発の75%以上が使用 2009/05/07 木曜日