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5月27日に海賊対策サミット、カイロで開催

 【カイロ30日PRN=共同JBN】フェニックス・インテリジェンス・サポート・サービシズ社(Phoenix Intelligence Support Services, Inc.)のウィリアム・”ボー”・フィールディング海賊対策局長は30日、アデン湾とその周辺海域における最近の衝撃的な暴力的海賊行為によって現在約20隻の船舶と200人以上が海賊に拘束されているため、エジプト、ソマリア、ジブチ、イエメン、ヨルダン、パナマ、マレーシア各国政府、国際機関、産業界リーダーなどとの接触を通じて、トップレベルの政府、民間の意思決定者と主要政府機関の専門家の前例のないグループが集まる緊急サミットの開催準備が進められていると発表した。これには海運、保険、安全、政策の専門家が含まれ、世界で最も重要な貿易ルート、水路における犯罪的な海賊行為の増大する脅威と戦うための「当面の短期的解決策」と長期的な政策モデルを提示する。

 フィールディング氏は「この国際会議は主要な意思決定者と専門家が現実の解決策と向き合う初めてのものであり、この重要問題についての単なる討論のフォーラムではなく、そのことはきわめて短期間に海上、地上に反映されるだろう」と述べている。

 代表と招待ゲストには米中央軍(CENTCOM)、CT151、AFRICOM、SOMICOM、ENIGMA、米国務省、アフリカ連合スエズ運河当局、パナマ運河当局、マレーシア当局、それにイエメン、ジブチ、ヨルダン、米国、スペイン、フランス、ドイツ、その他の欧州連合(EU)諸国の特殊作戦司令官あるいは代表、テロ対策専門家、ロイズなどの大手保険会社、ギリシャ・アラブ問題会議事務局長のモヘブ・エル・サマラ大使(エジプト)、大手海運会社、ソマリア暫定政府メンバー、エジプト、アジア、中東、アフリカの多くの専門家と要人が含まれている。

 推定300人の世界の代表がサミットに出席する見込みで、サミット前、サミット中は大がかりな取材活動が行われる見込みである。この「カイロ国際海賊対策」サミットは2009年5月27日にエジプト・カイロのナスルシティーにある5つ星のインターコンチネンタルホテル・シティースターで開催され、28、29日には広範なワーキンググループの会議が行われる予定である。

 会議の詳しい資料は以下に申し込めば入手できる。 www.phoenixintelligencesupport.com、電話: 1-954-328-6555、www.antipiracysolutions.com
 または Eメールでカイロのサミット運営委員会(代表アハメド・フアド・アッタ将軍): Intl.consulting@gmail.comに問い合わせること。


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