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マイクロソフト、オンライン新サービスを世界販売

 【レドモンド(米ワシントン州)27日PRN=共同JBN】マイクロソフトは27日、あらゆる規模の組織がマイクロソフト・オンラインサービスの一環であるビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイート(Business Productivity Online Suite)を購入することができると発表した。このスイートもしくは同社個別サービスは、マイクロソフト・エクスチェンジ・オンライン、マイクロソフト・シェアポイント・オンライン、マイクロソフト・オフィス・コミュニケーションズ・オンライン、マイクロソフト・オフィス・ライブ・ミーティングを含み、世界の19カ国の企業が購入できる。

 不定期ユーザー向け低コストのバージョンであるビジネス・プロダクティビティー・オンライン・デスクレス・ワーカー・スイートもまた購入可能である。マイクロソフトは今年6月末までに購入する顧客に対して、ビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートを25%割引きする。このサービスと世界的な入手に関する詳しい情報は、同社サイト(http://www.microsoft.com/online)で閲覧できる。

 ▽パートナーの弾み
 世界の4000余りのパートナーが今日まで、マイクロソフト・オンランサービスのマイクロソフト・パートナー・プログラムに参加しており、オンラインの企業クラスのサービスでは最も成功しているエコシステムとなっている。

 マイクロソフト・オンラインのロン・マーケジッチ副社長(マイクロソフト・オンライン部門)は「マイクロソフト・オンラインサービスとビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートについてはパートナーから大きな弾みがある。われわれが受けている要求と熱意の高まりに基づき、パートナーはそのような機会を評価し、マイクロソフトのソフトウエアにサービスをプラスするアプローチを受け入れる好機であることは自明である」と語った。

 EDSとヒューレットパッカード(HP)はまた同日、同社がビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートを販促、販売、流通する条項や条件の細目を決めた再販契約と市場参入契約を結んだと発表した。アクセンチュアとアバナード両社は既にアドバイザー契約を結んでいる。これらパートナー2社は主として、5000人以上の従業員を抱える組織に重点を置く。

 マイクロソフトとEDSは、多国籍大企業で働く数百万の大集団に企業級のコミュニケーションとコラボレーション・サービスを提供するため、両社合わせた資産を活用すると発表した。大企業組織は最低限のインフラストラクチャー投資を必要とするだけで急速な展開を含む利益を享受して、資本支出の削減と総所有コストを向上する利点が期待される。

 今回の契約によって、関係者向け集団的サービスとプロフェッショナル・サービスに30億ドル余りの収入の可能性があり、EDSはビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートに対するマイクロソフト最大の流通パートナーとなる。この契約はEDSのアジリティー・アライアンスの価値を顧客に示し、HPのマイクロソフトとの長年の関係を一段と固めることになる。EDSは既に、業界をリードするワークプレース・サービス(Workplace Services)提供にエクスチェンジ・オンライン、シェアポイント・オンライン、オフィス・コミュニケーションズ・オンライン、オフィス・ライブ・ミーティングを統合することを開始している。EDSはビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートに対するコンサルティング、アーキテクチャー、実装、統合、現行のユーザーサポートを含めて、同社のエンドツーエンド・サービスを提供する。

 アクセンチュアとアバナードは、大企業向けのオンラインサービス・パートナー・アドバイザー契約を結んだ初のマイクロソフト・パートナーである。この契約の一環として、両社は構内ソリューションからビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートにマイグレートすることを望む顧客にITサービスを提供する。これら付加価値サービスは、クラウド戦略評価、マイグレーション・サービス、企業アプリケーション統合、ユーザー・コミュニケーションと訓練、その他ITアウトソーシング・サービスが含まれる。アクセチュアはネクスト・ジェネレーション・ワークプレース・オファリング・ソリューションを持っており、全体的な業務成績を向上させるため人びとと情報を接続するよう支援する。

 アクセンチュアとアバナードはこの契約をサポートするため、プラットフォーム・マイグレーション能力の深い経験を持ち込む。例えば、両社はほぼ600万のマイクロソフトエクスチェンジ・サーバー用メールボックスを転移済みで、競争他社のプラットフォームから300万近くのメールボックスのマイグレートを支援した。

 マイクロソフト・オンランサービスのその他パートナーは、ITソリューション・パートナーズBV、ポイントブリッジ、ゾルビSrl、タムタム、ウォーテル、ユーサース、ジッパーを含み、ビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートを販売する結果として収入の機会増を実現しており、それぞれの顧客に対してカスタム化、コンサルティングサービス、マイグレーションとマネージドサービス、展開と統合を提供する最善策を構築している。

 -ポイントブリッジはシカゴを拠点とするマイクロソフトのゴールド認証パートナーであり、3000席以上のビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートを販売して、わずかに4カ月で10万ドルのアドバイザー手数料を生んでいる。
 -ゾルビはイタリア・ミラノにあるITソリューション・プロバイダーであり、顧客基盤を50%拡大して、展開時間を1カ月から1日に減らすことを見込んでいる。
 -タムタムはオランダの全面サービスインターネット代理店であり、ビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートの拡大で顧客基盤を倍増し、収入を少なくとも15%増やしたいとしている。

 -ジッパーはスウェーデン・ストックホルムにあるマイクロソフトのゴールド認証パートナーであり、ビジネス・プロダクティビティー・オンライン・スイートで年間1000万ドルの収入増を期待しており、現在の構内ソフトウエアより10倍も速い時間で実装することができる。

 マイクロソフト・オンラインサービス・パートナーとケーススタディーの詳しい情報は、マイクロソフト・ビジネス部門(http: //www.microsoft.com/presspass/presskits/Officesoftwareplusservices/default.mspx )のソフトウエア・プラス・サービスのバーチャル・プレスキットで閲覧することができる。

 ▽マイクロソフトについて
 マイクロソフト(ナスダック:MSFT)は1975年に設立され、人々と企業がその可能性をフルに実現することを助けるソフトウエア、サービス、ソリューションの世界的リーダーである。


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