日産自動車、EV車ニューヴ、NISSAN GT-Rを出展
日産自動車は、20日開催の上海モーターショーのいて、中国で販売するラインアップにコンセプトカーを加えた14車種を出展。主な展示車は4月にマイナーチェンジした「シルフィ(中国名:軒逸)」、中国で初披露となる電気自動車(EV)のコンセプトカー「ニューヴ」、スーパーカー「NISSAN GT-R」、小型商用車(LCV)「NV200」となる。
「シルフィ」はスポーティーな外観への変更と黒の内装色を追加し、サイドエアバッグとアクティブヘッドレストを採用して安全性を高めた。また、燃費への意識が高いお客さまの要望に応えるため、1.6リッターの5速 マニュアルトランスミッション搭載グレードを追加した。
「 ニューヴ」は数年後に市販されるEVのコンセプトカーである。同モデルは循環社会における新しいモビリティの提案として、ルーフには太陽電池を組み込み、インテリアは天然素材やリサイクル素材を採用している。全長3000ミリのコンパクトなボディでありながらも快適な室内空間を実現するとともに、市街地における運転のし易さと利便性を両立している。
「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」をコンセプトにした「NISSAN GT-R」は中国に投入される予定である。また、同モデルへの理解を深めるために、カットボディも展示される。
「NV200」は様々なお客さまのニーズを満たすように設計された機能的な万能型バンである。同モデルは日産のグローバル戦略車の一つであり、中国では2010年より生産を開始し、LCV事業の拡大に貢献する。
その他、ニッサンブースには「ティアナ」、「ティーダ」、「リヴィナ」シリーズ、「キャシュカイ」、「エクストレイル」などを展示する。
一方、インフィニティブースではラグジュアリークロスオーバーの「FX50」を展示する。最新5リッター V8エンジンと7速オートマチックトランスミッションを搭載した同モデルは、洗練された外観、ラグジュアリーな内装に加えて、革新的な技術と安全装備を採用している。同ブースではさらに、「G37クーペ」、「M35」、「EX35」が展示される。
日産の中国での2009年第1四半期(1月~3月)の販売台数は14万4603台で、対前年比+9%であった。同社はニッサンとインフィニティの両ブランドによる充実したラインアップにより、年間57万台の販売を目指す。
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- [四輪・二輪]日産自動車、EV車ニューヴ、NISSAN GT-Rを出展 2009/04/20 月曜日