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アライブドオーケイ、航空機・乗客の到着を自動通知

 【オースチン(米テキサス州)PRN=共同JBN20日】航空機の到着を追跡し乗客の到着を知らせるサービス、アライブドオーケイ(http: //www.arrivedok.mobi/jp/hello)が日本語とロシア語で提供され、世界のほとんどの国でベータテストが行われる。このサービスを使うと、乗客は世界中どの空港に到着しても、自動的に電子メール、ショートメッセージ、ブログ、またはツイッター(http://www.arrivedok.mobi/jp/twitter)を介して関係者に連絡することができるので、高い国際ローミング電話をかける必要がなくなる。

 アライブドオーケイはアイライン・コミュニケーションズ社(Eyeline Communications Inc.)が開発したもので、乗客は離陸前に航空便の情報や到着情報の受取先のメールアドレスや電話番号を入力しておく。目的地に到着した乗客が携帯電話のスイッチを入れると、アライブドオーケイが現地の携帯電話網を介してそれを認識し、あらかじめリストアップされていた受取先に短い到着案内を自動的に送る。

 このサービスは複数の連絡先にそれぞれ別の手段で到着を知らせることができるという便利さに加え、海外旅行中の利用者が高価な国際ローミング料金を払わずに、音声や文字の電子メールや携帯メールを送ることができる点がメリットだ。

 アライブドオーケイのサービスの特徴は航空機が到着したかどうかという一般的な情報ではなく、乗客個人の到着を知らせることにある。アイライン・コミュニケーションズ社ビジネス開発ディレクターのアンドレー・デリアビン氏は「ほかのフライト追跡サービスは管制センターが出す一般的な離着陸情報を使っているが、アライブドオーケイは乗客が目的地の空港に実際に現れるところまで追跡しているので、友人や同僚としては安全に到着したことが100パーセント確信できる」と述べた。

 アライブドオーケイは第13回ウェビー賞(Webby Awards)を「GPS利用または位置測定技術賞」と「実験と革新賞」の2部門にわたって受賞した。アライブドオーケイは現在、無料のオープンベータ版として日本語、フランス語、さらにロシア語に翻訳され、世界中のほとんどの国で提供されている。

 ▽アイライン・コミュニケーションズ社(Eyeline Communications Inc.)について
 アイライン・コミュニケーションズ社(http://www.eyeline.mobi)は米国テキサス州オースチンに本社を置き、シンガポール、ロシア、さらに独立国家共同体(CIS)内に支店を持っている。同社はヨーロッパとアジアに8千万人の加入者を持ち、通信事業者向けのB2B製品や最終ユーザー向けの携帯サービスを提供している。


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