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米ウェスチングハウス、中国の原子力発電プラント建設着工

 東芝傘下の米ウェスチングハウス社は、米ショー・グループ、国家核電技術公司(SNPTC)とともに、中国浙江省三門原子力発電所1号機(三門1号機)の建設に着工した。

 三門1号機は、世界初の次世代型加圧水型原子炉「AP1000」を採用し、2013年末の運転開始を計画している。プラント建設の準備段階として、原子力発電所の建設予定地の土壌の基礎掘削工事を2008年2月から開始しているが、このほど、中国国務院による最終批准と、国家核安全局の建設許可証が発行されたことを受け、プラントの基礎となるコンクリート注入作業を含めた正式なプラント建設を開始した。

 ウェスチングハウス社は、2007年7月に、ショー・グループのグループ会社であるストーン・アンド・ウェブスター社とともに、中国浙江省三門原子力発電所向けに2基、山東省海陽原子力発電所向けに2基、「AP1000」を採用した原子炉設備を納入する契約を国家核電技術公司、三門核電有限公司、山東核電有限公司などと締結している。


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