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有明水素ステーション、充填累計3000台達成

有明水素ステーション
3000台を達成した有明水素ステーション(昭和シェル石油)
 昭和シェル石油と岩谷産業は先月下旬、共同運営する「JHFC有明水素ステーション」(東京都江東区有明)において、燃料電池自動車への水素充填台数が累計3000台に達した。単独のステーションとしては国内で初めて。

 同ステーションは経済産業省の水素・燃料電池実証するJHFCプロジェクトにおいて、液体水素と圧縮水素の双方の充填が可能な日本初のステーションとして、昭和シェル石油と岩谷産業が共同で建設し、2003年5月より運用を開始したもの。

 約6年にわたり東京都の燃料電池バスをはじめ、自動車メーカー各社の燃料電池自動車への水素充填、また水素ステーションのエネルギー効率や環境負荷低減に関するデータ取得・評価、水素ステーションの安全等にかかわる法規・基準等作成のためのデータ取得などの実証試験を行なってきた。

 同ステーション開所以来の水素充填の台数は累計3000台となり、その水素充填量は5987キログラムに達した。本ステーションで充填をした燃料電池自動車や水素自動車の総走行距離は地球を約15周できる量だという。


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