コマツ、真岡工場と小松工場の閉鎖を決定
コマツは14日、世界不況による建設機械・車両ならびに産業機械の市況悪化を受けて、両部門における国内生産体制の再編成することを発表した。真岡工場(栃木県真岡市)、小松工場(石川県小松市)の閉鎖等、国内生産体制の再編、集約を実施する。
同社では、既に在庫の早期適正化を目指した生産調整に加え、欧米における工場・ラインの統廃合や生産機種の絞込み、国内販売体制の再編、100%子会社のコマツユーティリティの工場・本社機能の集約、全社的な固定費削減などに取り組んでいるが、今回、真岡工場(栃木県真岡市)・小松工場(石川県小松市)の閉鎖と茨城工場(茨城県ひたちなか市)・金沢工場(石川県金沢市)などへの生産移管を決定した。
また、100%子会社であるコマツNTCにおいても、神奈川県横須賀市で行っているワイヤーソーの生産を富山地区に集約する。
各部門とも今月より着手し、真岡工場からの移管は2010年7月末を目処に、小松工場からの移管は2010年3月末を目処に、コマツNTCの生産拠点集約は2009年12月末を目処に、それぞれ完了する計画。
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- [四輪・二輪]コマツ、真岡工場と小松工場の閉鎖を決定 2009/04/14 火曜日