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DOWAが国内最大級の産廃焼却炉完工 処理能力1日600万トン

DOWA
新焼却炉(DOWAホールディングス)
 DOWAホールディングス(東京都千代田区、河野正樹社長)は6日、子会社DOWAエコシステム(古賀義人社長)が、廃棄物処理事業の中核拠点であるエコシステム千葉(手塚和正社長)において建設を進めてきた、国内最大規模の産業廃棄物中間処理施設が3月に完工したと発表した。敷地面積は既存炉1万9000平米を含めて約5万平方米。処理能力は1日600トン。既設と合わせて月間約2.3万トンの焼却処理が可能となる。

 同施設は産業廃棄物焼却プラントとしては日本最大級の焼却能力(600トン/日)を持つ。廃熱ボイラからの蒸気を利用した廃棄物発電(発電能力4000キロワット)によるサーマルリサイクルを行うことで、高い省エネ効果も兼ね備えている。現在所有する施設(240トン/日)と併せて月間約2.3万トンの焼却処理が可能になり、一事業所としても国内最大級の規模となる。

 すでに県、市等行政機関の許認可も取得しており、この日から試験運転を開始。今後本格営業運転に向けて操業を行っていく。


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